衛宮さんちの今日のごはん (6) (角川コミックス・エース) [Kindle]
- KADOKAWA (2021年1月26日発売)
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感想 : 1件
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感想・レビュー・書評
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本巻の表紙は藤ねえとランサー。ここに本作のある変化を象徴しているようにも思える。いままで本作の表紙は必ずヒロイン+士郎という組み合わせであった。
1巻はセイバー、2巻は凛、3巻は桜で、ここまでは非常に忠実である。しかし4巻はイリヤ、5巻はライダーと、これもまた忠実だ。
そして本巻に藤ねえ、まではいいが、なぜランサーがいるのだろう。
ランサーの立ち位置は原作においても重要といえば重要である。そもそも最初に登場する敵サーヴァントであり、後半からもある種キーパーソンとして機能する。敵か味方かわからないが嘘はついていないキャラは確かに魅力的である。
だが、FGOなど後発のコンテンツが充実するにつれ、ランサーの立ち位置が相対的に上がってきている。
いままでホローアタラクシアを底本としていた本作だが、そのネタも尽きた本巻において、ランサーは著者の思惑通り、重要な「ヒロイン」として立ち上がってきている。
その状況が良いのか悪いのか、それはわからない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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