人之彼岸【ひとのひがん】 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • いやー。面白かったです。ただしエッセイ2編は斜め読みでスルーしました。短篇はどれもよかったです。いずれも、人とAIの共存がテーマになっています。 「乾坤と亜力」が一番はっとさせられたかな。子供ってすごい。AIは子供の視点で学習できるようになるだろうか。 これからいろんな場面でAIが提供するサービス、製品が浸透していくと思いますが、結局重要なのは⦅人⦆ですね。AIが全ての問題を解決してくれるわけでもないし、答えを教えてくれるわけでもない。でも、AIは便利なツール超えた、相棒と呼べる貴重な存在にはなり得ると思います。そんな未来が楽しみです。

  • 短編集としての構成が素晴らしかった!冒頭2編のエッセイを読んだう上で、この1冊を順番通りに読むと、解像度が上がって楽しみも倍増な作りになっています。
    エッセイ・小説共に人とAIについてに特化したものです。エッセイは最初は「何を読まされているんだろう…」感は否めないのですが、非常に平易且つ専門的な話を身近な物を引用することで(アルファ碁や教育など)大変わかりやすく書かれています。なるほどなるほど。

    『不死医院』と『戦車の中』『乾坤と亜力』がお気に入りです。

  • 劉慈欣にはまってからのこちらである。
    以前、この著者の『折りたたみ北京』はなぜだか読了できなかったのだが、今なら読めるかもしれない。

    スーパーインテリジェンスなAIに全ての選択やら悩みやらを委ねて幸せに暮らしている人々の姿が描かれていて、そういう時代ももうすぐくるのかなぁと思う。
    でもその前に戦争とか自然災害で人類は滅びるんじゃないかとも思うが…。
    タイトルも秀逸。
    ラストの短編がよかった。

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著者プロフィール

1984年、中国・天津生まれ。2006年に清華大学物理学科を卒業後、同大天体物理センターを経て同大経営学部で経済学の博士号を取得。高校在学中の2002年に30歳以下を対象とした「新概念作文大賽」で一等賞を受賞し頭角を現す。2006年からSF作品の執筆を始める。2007年、「祖母家的夏天(おばあちゃんの家の夏)」が銀河賞の読者ノミネート賞を受賞。社会科学に関心を抱きはじめ、博士課程は清華大学経済管理学院に学び、2013年に国際貿易研究で博士号を取得した。長篇小説『流浪蒼穹(蒼穹の流浪)』(2016年)、短篇集『去遠方(遠くへ行くんだ)』、本書『孤獨深處(孤独の底で)』(2016年)のほか、紀行エッセイ『時光裡的欧洲(時間の中のヨーロッパ)』(2012年)が単行本として刊行されている。
2014年に発表した本書収録作「北京 折りたたみの都市」は中国系アメリカ人作家のケン・リュウによって2015年に英訳され、2016年、ヒューゴー賞(中篇小説部門)を受賞した。

「2019年 『郝景芳短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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