令和の中学受験 保護者のための参考書 (講談社+α新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • こわいなーこわいなー 自分の受験より全然こわいなー 

  • 学校説明会などの場で、「わが校にはいじめ問題など一切ない」などと高言を吐いていたとしたら疑ってかかるべき。

    「改革(変革)」を叫ぶ学校にも、疑いの目を向けるべきだと考えます。

    私の考える学校説明会でのチェックポイントは「中高6年間で、どんな子どもたちに育てたいと学校側は考えているか」

    他塾との併用は避けるべき。

    子供が塾を辞めたいと言い出したら、
    1.子が取り組んでいるテキストは質・量ともに、今の学力レベルに合っているのか
    2.分からないところは塾の講師に適宜質問できているか
    3.必要以上に多くの課題に取り組んでいないか。また、遠回りの学習をしていないか。
    を確認し、1・2で問題があれば少人数で丁寧に指導してくれるところへの転塾を考えるのが良いかもしれない。

    成績が伸びない一因として考えられるのは、子が今の塾で「学ぶこと」ではなく、「友人との触れ合い」を楽しみにしているケース。

    もし我が子が第一志望校に不合格になってしまったとしても、保護者がそれを引きずったり、落胆した姿を見せたりしてはいけませんし、受験が終われば家族で「総括」の時間を設けてほしいのです。子に労いの言葉をかけてやって欲しい。

  • 中学受験がどう言うものかわからない人にとって、全体感や考え方を理解することのできる内容。奇抜なことを言うわけではないが全体を通して一貫性があり納得感があった。

  • 田舎出身の私にとって中学受験とは未知なる世界である。
    子を持つ親となったことで将来的には中学受験という選択肢を多少ではあるが、意識することになった。
    実際に我が子が中学生となるのは10年先のことであるが、中学受験の現状が気になり本書を読み始めた。
    読み終えて、初めて中学受験の情報収集を行うには適した本であると感じた。
    中学受験とはかくも親子に対して多大なリソースを要求するものかと驚きであった。
    また中学受験を意識するタイミングで、情報を集めたい物である。

  • 都内で中学受験対策塾を経営する著者による「保護者のための参考書」。

    序章で昨今の中学受験を取り巻くマクロ環境を概観したうえで、本論の内容としては大きく4つ。
    ・中学受験向き、不向きな子
    ・志望校の選び方
    ・中学受験塾の世界(選び方)
    ・中学受験期の親子関係
    そして総括という構成。

    全体的な印象としては、さすが現場で27年間中学受験と携わってきただけあって、取り上げる話題やその助言が極めて具体的でリアリティがある。
    現在我が子は小1で受験するか否かもまだまだ未定であるものの、特に志望校選びの仕方や塾での日々について具体的にイメージがわき参考になる部分があった。

    これは子が中学年になった時、高学年になった時、折に触れて読み返せば、その都度また違った部分が参考になりそうな良本だと思う。

  • 子供の中学受験を考えているので、図書館で借りて読んだ。「保護者のための参考書」というサブタイトルの通り、中受を考える保護者が知っておくべき事柄がざっとまとめられている。著者は中学受験塾を経営している方なので、全体的に中受素晴らしい!という論調で、その辺は割り引いて読んだほうがといいかなとは思った。

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著者プロフィール

中学受験指導スタジオキャンパス代表、国語専科・博耕房代表。主な著書に『13歳からのことば事典』(メイツ出版)、『女子御三家 桜蔭・女子学院・雙葉の秘密』(文春新書/文藝春秋等)、『令和の中学受験 保護者のための参考書』(講談社)等がある。

「2023年 『国語で「論理的思考」を育てる 書く・読むドリル 小学5・6年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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