内定者への手紙 ペインを探せ! ーなぜあなたの提案は通らないのか?ー (SHOWS Book) [Kindle]
- 2021年3月25日発売


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本 ・電子書籍 (107ページ)
感想・レビュー・書評
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目的:承認されやすい提案を行えるようになるため
~学び~
・仕事の本質は提案
┗提案のない実行は「作業」、提案のある実行は「仕事」
◎実行する業務のうち、全体の最低20%以上は仕事にすべき
◎自然と課題を見つけ提案できる仕事が強みのなる領域
・提案の本質は「まだ気づいていないが重要なこと」を相手に気づかせること
・通したい提案に対し、批判的思考を持つ
┗「とはいえ」を3回繰り返すことで現状やらない/やっていない理由を先回りしてつぶす
・本質的な大きな問いを小さな問いの3つに分解する
┗①理想状態をより具体化するための問い
┗②現状を踏まえてやるべきことを明確化するための問い
┗③優先順位をつけて、何から取り組むべきなのかを明確にするための問い
・提案先の1つ上、または2つ上にあるGAPを考慮して提案を行う
・提案には驚きを生む情報を使い、提案の価値を高める
┗①具体化:数字を使う、具体的にする
…情報の正確性、具体性が高まる
┗②歴史化:経緯や物語、時間軸
…社会的な意味合いを付与できる
┗③比喩化:情報+相手にとって身近な例え
…どれくらいすごいのかという水準情報を付与できる
┗④分岐化:情報+パターン分岐、成立条件
…相手に具体的な行動を促す
・提案は2つ、3つ並べる
┗相手に選んでもらう余地を残す
┗その中でも自分なりの優先順位を裏でつけておく
・提案の優先順位を決める際の3つの優先順位
①インパクト(目的に対する効果)
②独自性(主語が変わっても言える内容になっていないか)
③実現可能性(実施できるか確率/コストはどれくらいか)
アクション:
・提案は2.3つ以上行う
・提案を行う際は、「とはいえ」を3回繰り返す -
①ペインを探す。ペインを解決した先が最終的なゴールだから。
②目の前のタスクに問いかける。問いかけのある実行が仕事であり、問いかけのない実行は作業だから。
③3つの「とはいえ」を考えて、潰す。人は、やるべき1つの理由に対して3つのやらない理由を作るから。
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「内定者への手紙」シリーズ3作目。
ビジネスにおいて不可欠なペインの解決について紹介した本。
前作よりもさらに踏み込み、ペイン(顧客の問題)を解決するためにどのように質問・提案していくべきかが解説されている。
顧客の問題解決は確かに非常に重要なことではあるが、紹介されている手法が回りくどく、あまり実用性がないように感じた。 -
なんかへんてこりんな名詞を使って説明するから読む気をなくす
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2021年、47冊目。
「提案」について。
そもそも、仕事の本質は「提案」と「実行」だよねというところから話は始まり、提案の本質を3STEPで解説してくれる本。
提案がある:仕事
提案がない:作業
<STEP1:問いの立て方>
(価値のある提案:重要&相手がまだ気が付いていないこと)
「ペインを探す」
└解決するのは誰のペインか?
⬇️
「最大の問いを設定する」
└目標と現状の差を埋める
└提案先の一つ上の層も考慮する。
⬇️
「細分化して解く」
<STEP2:情報の刻み方>
「情報を加工する」
└具体化:数字、固有名詞を使い、より具体的に加工する
└歴史化:時間軸の情報を加える
└比喩化:身近で分かりやすい例えを加える
└分岐化:情報そのものをパターンで分岐し、条件を加える
(情報の解像度を上げ、付加価値を生み出す)
<STEP3:提案の纏め方>
「4段フォーマットでまとめる」
└目的:なぜやるのか?目指すゴールは?
└背景:目的のWhy so?+相手が抱えるペイン(事実+解釈)
└提案:驚き+相手と相手の一つ上のペインを解決する具体策は?
└詳細:スケジュール、予算、メンバーなどの詳細情報+やらない理由を潰しておく -
3STEP
①問いの立て方 ②情報の刻み方 ③提案のまとめ方
普遍的な内容で読む価値がある。
相手に合わせて③の構成を変えれば、誰にでも活用できるフレーム -
勉強になった。内容が濃い。
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多角的に物事を考えるための考え方が載っている。
提案についての本質が描かれているのでとてもわかりやすくて面白い。
社内での提案をする際にはこちらを気をつけるようにしたい。 -
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1作目がよかったので2,3と続けて読んだ。
今回は提案書を作るための話。
提案書は会社員は作ることがそれほどあるのだろうか…私は今までなかったので、LPをイメージしながら読んだ。が、それならば素直にLPやコピーライティングの本を読んだ方がわかりやすい。
内定者〜若手会社員向けの本だが、若手の会社員が自由形式で提案書を作る機会はあるのかも疑問に思ってしまった。考え方として使えないことはないが、書き方まで使える人は限られているような気がする。
値段は良心的ではあるが、他に応用すること前提で読んだ方がいい巻だと思う。 -
20210329読了。
良い提案とは何かについて書かれた本。
①問いの立て方 ②情報の刻み方 ③提案のまとめ方の3ステップで書かれている。
①問いの立て方
・仕事の本質は提案と実行。仕事において問いが含まれているかを意識する。
・提案する時は相手のペイン(困りごと)を探して、その中から最大の問いを見つける。
・ペインを探すときは、誰に対するものなのか、設定を明確にすることが重要。また組織の場合は、提案する一段上のレイヤーのペインと一致している事が望ましい
・また、相手のやらない理由「とはいえ」を先に考えて潰しておく事で提案がスムーズに通る
・問いを分解する時は優先順位を考える問いを入れる
・複雑な計算問題を解くのではなく、複雑な問題を分解して誰にでも解ける状態にするのが重要
②情報の刻み方
・提案にはマーケットイン(ペインから探す)とプロダクトアウト(事実と解釈に注目して自主提案する)の2種類がある
・情報の刻み方として、具体化、歴史化、比喩化、分岐化を使う事で驚きを生む情報をつくる
③提案のまとめ方
・目的→背景→提案→詳細の順でまとめる
・考えた順番と提案する順を逆にする
・目的を作るとき→「セントラルサブの法則」を活用する
・背景を作るとき→「ペインを探せ」と「空雨傘構文」を活用する
・提案を作るとき→「四象限の法則」と「上位一貫性の法則」を活用する
・詳細を作るとき→「とはいえの法則」を活用 -
「仕事が遅い人」と呼ばれないため、「最強の文章化術」に続く第3弾
提案を通すには?をテーマに、提案を行う目的、問いの立て方、提案のまとめ方などが整理されている。
1つの1つの項目はわかりやすいが、全体の構造化が不明瞭に感じ、前作・前々作と比べてやや読みづらかった。
著者プロフィール
北野唯我の作品





