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感想・レビュー・書評
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心理学の本かと思ったら、無意識下のバイアスを抑制すべき場面がいろいろと書かれた実践の本だった。Unlimiedなら読み放題だが、これを紙で買うには割高できついと思う。これはコンシューマーが買う本ではなく、企業などが研修用に買う本。SDGs的にはそれでも電子書籍の方が望ましい。
内容は特に問題はなく、無意識のバイアスは生きていくためには必要なのでなくさなくてもいい。ただ、職場などではなくしていきましょう、という話。生きていくための機能なのだから人を不幸にする使い方はだめよ、ってだけ。
生きていくために無意識のバイアスが、というのは利用可能性ヒューリスティックってやつだが、科学の本ではないのでその方向にはあまり踏み込んでいない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういう人向け
・「アンコンシャス・バイアス」という単語の意味を知りたい
・多様性というけど、なぜ多様性が世の中にとって良いのかを知りたい
・偏見がどういった影響を及ぼすのかを知りたい
所感
・初心者向け、導入編。分かりやすく概論がまとまっている。文章も読みやすく、1冊目として手を取るにはとても良い本。
・その分少し実例が薄い印象もあるので、より納得感を得たい人は「差別はたいてい悪意のない人がする」がおすすめ。
・男女差別の話が分かりやすいので取り上げやすいけど、こういった実例は別のカテゴリでもいろいろ起きてる、と何度も確認したいものではある。
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