SPY×FAMILY(7)2021
初版発行2021年
デジタル版発行2021年
『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)は、遠藤達哉による日本の漫画。『少年ジャンプ+』(集英社、以下『J+』)にて2019年3月25日より隔週月曜更新で連載中。
遠藤にとって3作目の連載作品。赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が「仮初の家族」を築き、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディ。
本作の連載開始と同日発売の『週刊少年ジャンプ』(集英社)2019年17号には、本作の予告漫画が掲載された。1巻発売直後の32号、2巻発売後の47号にも読切の出張掲載が行われた。
閲覧数・コメント数・発行部数における最高記録を次々と更新するなど、『少年ジャンプ+』史上初の大ヒット作となった。
2022年にテレビアニメSeason 1が分割2クールで放送された。2023年にはミュージカルの上演、テレビアニメSeason 2の放送、劇場アニメの公開が予定されている。
あらすじ
世界各国が水面下にて、熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。東西の間に鉄のカーテンが下りて十余年、隣り合う東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)の間には仮初の平和が成り立っていた。
西国から東国に送られた西国一の凄腕スパイ・黄昏(たそがれ)は、東西平和を脅かす東国の政治家ドノバン・デズモンドと接触するため、偽装家族を作ってデズモンドの息子が通う名門イーデン校に養子を入学させる任務オペレーション〈梟〉(ストリクス)を命じられる。黄昏は精神科医ロイド・フォージャーを名乗り、養子を探して孤児院で少女アーニャと出会う。ロイドは知らないがアーニャは心を読むことができる超能力者(エスパー)で、彼の心を読んで賢いふりをしたため、難関イーデン校に合格できると考えたロイドは彼女を養子にする。実はそれほど賢くないアーニャにロイドは四苦八苦させられるが、なんとか筆記試験に合格。しかし次の面接試験に「両親」揃って来るよう指示されたため、ロイドは急いで妻役の女性を探すことになる。
その矢先、2人はヨル・ブライアという女性と出会う。彼女は公務員をする傍らいばら姫のコードネームで密かに殺し屋をしていたが、東国では妙齢の女性が独身でいるのは不自然とされ通報されるリスクがあるため、形式上の恋人を探していた。心を読む能力によってヨルが殺し屋であることを知ったアーニャは、好奇心からヨルが母親になってくれるよう仕向ける。恋人役を探していたヨルと、妻役を捜していたロイド、そして「わくわく」を求めるアーニャの利害が一致し、3人は互いの利益のために素性を隠しながら、即席家族としての生活をスタートさせる。
以上のようにWikipediaで紹介される作品。
前巻の終わりで懇親会後のデズモンド親子の対面を利用し国家統一党総裁デズモンドに近づいた黄昏。
後日お詫びの品を持っていく提案をしたものの、にべもなく結構だと笑顔で回答される。
ダミアンが何か言おうとするとフーと妙に長い溜息を・・・
この独特の距離感、親子関係。
途中のユーリの仕事ぶり、ボンドの妄想?からの黄昏への応援
ダミアンと取り巻きの休日課外学習どれも良い日常って感じだ。
頭が良くなるとゲン担ぎでピエールポミエを食べようとするが・・
アーニャたちの前にジョージが買ってしまう
その際にプレゼント品を返してもらってないと指摘しわけてもらうのだが
アーニャの葉っぱのうらみというセリフが地味に面白いw
ダミアンが配慮してアーニャも食べることに成功する。
なんかオーラみたいな気が出てがりがり勉強するが、普通にテストの点は低いというオチ・・
古語の得点が地味に高めだったことから黄昏が今でも古語を母語としている国は・・と思考する場面がある。
これはアーニャの出生地に関係しているのか。
後半では豪華客船での護衛の仕事に向かう話。
またアーニャたちも同じ船に乗る。
ここは次巻も含めて長編になる。
映画化する話が出ているけれども、この部分が映画化されるのでは?と予想している。
いばら姫が属する組織ガーデンの店長が初めて出てくる。
なんか独特な感じ。
印象に残った点
どうすれば彼の懐に入れるか
どうすればロイドに興味を持ってもらえるか
彼は何に共感し何に怒りを覚えるのか
子供を完璧に管理することなど不可能だと痛感しました
自分の子だから支配できるなんて思ったらダメですね
勝手な期待や失望ばかりでよろしくない
いや本当子育てって難しいですね
血の繋がった子であろうがしょせんは他人
他人を真に理解するのは不可能だ
人と人は結局永遠に分かり合えん
大切なのはそれでも歩み寄る努力です
水を与え剪定をし丹念に手入れをしてやれば世界はこんなにも美しいままでいられる
2023/03/12(日)記述