ものの見方が変わるシン・読書術 [Kindle]

  • サンマーク出版 (2021年6月15日発売)
3.28
  • (4)
  • (4)
  • (4)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 54
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・電子書籍 (160ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『読書は互いの理解を深める』コミュニケーションにも読書は大事。朝夫婦で本の感想を話し合うと仲が良くなる。わたしは朝活で本のシェアをしているが互いの価値観や好きなことがわかるのが楽しい。上手に話そうとしなくていいのも気楽だ

  • 読書が苦手だった。
    でも自由に読むようにしてから楽しくなった。
    飛ばして読んでもいい。
    イラストだけ楽しんでもいい。
    むしろ読まなくてもいい。

  • 【きっかけ・目的】
     そもそも読書術の本をたまに読んだりする。かれこれ何冊か数年おきに読んでいる。これはタイトルに惹かれ読んでしまった。常識を覆す読書術とは何か…。
    【感想】
     非常に読みやすい。最新の知見に基づいて「本嫌い」をなくすための固定観念の打破を目指していると思う。一冊をどう理解するのではなくあくまで自分が主体的に読む読み方について実際の本を手に説明している。また人間の生理的なところにも着目し如何に習慣化するか、そうすることで得られる効果について説明している。

     今までの読書を常識の定義の部分はどの本でも書いてある。まぁ、「シン」ということで今求められる読書の仕方が書かれている。これは今のネット記事は随分前から記事の冒頭に要約があり、どの辺を読めばいいかとか、読むとこんな気づきがあると、など書いているのが多くなったため、その応用として本の読み方を今風にするとこんな感じよ。と定義していると思う。

     何せ、一般書はどこにも要約は書いていないわけで自分でそれを見出す必要がある。それを短時間で効率よく構築する術と自分では理解した。ライフに寄り添う本との接し方、あるいは生き方を解説している。本離れが進むが故の読書術だろうか。

     なので自分ではあまり目新しさはなかった。別に全部読まなくてもいいし、集中力が続かなくてもいいし、積読になってもいいじゃないか!読んで気づいたが自分はそういうところで罪悪感はほとんどない。ただ、気になること知りたいことが次々出ることに焦っているだけだ。

     それよりもきちんとした読解力を身につける方が大事。仕事していても40代の人々の読解力、そこからくる文章の書き方の何たることか。本書にある「素早く読める本能的な読書力と、書かれた内容以上に深める理性的な読書力を通して、導き出した「新しい問い」を深く考える力だ。」は納得の一言だ。

    【終わりに】
     最後は人生論的なことまで展開しているが本を読むといいことあるよ。習慣を身につけようという主旨には多いに賛成だ。
     いい本に出会うとまた、次に読みたい本が出てくる。

  • 読書が苦手な人にとっては特に、今までの常識が変わる本です。
    著者の思いを理解しなければいけない?一気に読まないといけない?全て読まないといけない?
    読書への思い込みを、丁寧にほぐしてくれるような本です。

  • 巻末の参考文献や本の紹介だけは良い。

  • 勉強になりました。

    読書には下記2種類がある。
    ①著者の考えを理解するために読む
    ②自分のために読む

    ②がシン・読書術である。

    シン・読書術はこれまでの常識とは全く違う。
    ・全部読まなくて良い
    ・自分に必要なところ、気に入ったところだけ読む
    ・中身を忘れても良い
    ・一気に読まなくて良い
    ・線を引かなくても良い
    ・好きな時間に読む

    など、型にとらわれず自分の好きに読んで良い。これがシン・読書術。上記シン・読書術は脳科学に基づいている。

    私の観点でポイントだと思ったところ
    ・型にとらわれずに自分の気の向くままに読書をして自分が求める情報を得る、それがシン・読書術
    ・四つの脳を認識して自然に求めることを利用する
     ・腸脳、爬虫類脳:生理的、本能的な部分
     ・哺乳類脳:記憶・感情
     ・ヒト脳:思考
    ・フィードバックが人を成長させる
     ・フォーカス(目的と集中)
     ・フィードバック(評価、差を認識)
     ・フィックス(差を埋めるための行動)
    ・思い出そうとする行為が記憶を定着させる

  • 要点だけでいい。読書は人それぞれ。目立つところを読んでも意外と役に立つ。

  • これまで、いろんな読書術や、速読術の本を読んでは挫折したけど、この本のパラパラ、パカっと3分読みから、どんどん本が読めるようになりました。速読本には、めんどくさい目を動かすものや、目次から読む方法など、いろいろありますが、どれもどうもダメ。でも、自由に、なにげなく開いたところから、読み始めると、いままでとはまったく違った感じで、集中して読み進められます。この本に出合ってから、一か月で、30冊読破。いい本に出合いました。他の読書術本と同じように見えるところもあるけど、まったく違う効果的な新しい読書術本です。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

日本トップレベルの「読書家」。青山学院大学経済学部卒。幼少期より、読書が大の苦手だったこともあり、二度大学受験に失敗する。20歳のときに神田昌典氏の本に出合い本が読めるようになり、人生が激変。ベンチャー企業の立上げに関わり、ゼロから8億の売上を作る(のちにマザーズ上場)。神田昌典氏の会社のパートナーとして、事業参画し、日本最大級の読書会「リード・フォー・アクション」を立ち上げ独立。独立後、最新の脳科学、行動経済学、認知心理学を基にした独自の読書法「レゾナンスリーディング」を生み出し、10歳から91歳まで全国3500人以上が実践している。年間の読書数は、(洋書含め)ビジネス書で2000冊、文芸書、実用書含め年間3000冊以上。「日本トップ5」に間違いなく入るほどの読書家。この膨大な読書量によりビジネス、歴史、科学、芸術、スピリチュアルに関するさまざまな知識をもつ。著書に『1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術』『言葉の力を高めると、夢はかなう』(サンマーク出版)。

「2021年 『ものの見方が変わるシン・読書術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡邊康弘の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×