クルエラ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

監督 : クレイグ・ギレスピー 
出演 : エマ・ストーン  エマ・トンプソン  ジョエル・フライ  ポール・ウォルター・ハウザー  ジョン・マックレア 
  • Happinet
4.03
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感想 : 17
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  • 本 ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241780874

感想・レビュー・書評

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  • パンクムーブメントが吹き荒れる70年代のロンドン。
    生まれながらに白黒の髪が原因でイジメられ学校でも反抗的で、親を事故で亡くした少女エステラ(エマ・ストーン)は、浮浪児のホーレスとジャスパーと泥棒稼業に精を出しながら反骨精神と独創的な才能を活かし、ファッション・デザイナーになることを決意。
    ロンドンで最も有名なリバティ百貨店に潜り込む。
    そんなある日、エステラは伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネス男爵夫人(エマ・トンプソン)と出会い、母の死と自らの出生の謎を知りファッショナブルで破壊的かつ復讐心に満ちた“クルエラ"の姿へ染まっていく──。
    なぜ少女は悪名高き“ヴィラン"<悪役>に変貌したのか?
    『101匹わんちゃん』のクルエラ誕生秘話を、エマ・ストーン主演で実写化。
    生まれながら黒白ハーフの髪をして反抗心をあらわにしているが故に、学校に馴染めなかったけど、並外れたファッションセンスがあるエステラが、母の死と自らの出生の秘密を知り、冷酷な悪役クルエラになったかが、「大人しく本当の自分を隠すより悪役になっても本当の自分に正直な方がいい」というティム・バートン監督の「バットマン・リターンズ」のようなダークファンタジーと悪のサクセスストーリーとして描かれている。
    モード系とパンク系ファッションをミックスしたアバンギャルドなクルエラのファッションの数々やローリング・ストーンなどのロックナンバーの数々やエマ・ストーンとエマ・トンプソンの演技合戦が痛快なダークファンタジー映画。

  • #鑑賞 #クルエラ エマ・ストーン主演 犬の演技のおかげでブラックさが少しやわらいでいる復讐劇。 エマ・ストーンの二重人格の演じ分けが凄い!

  • ディズニーのヴィランズを再構築しようという試みは、ありきたりかもしれないが、鮮やかに人の傷や愛を描き出している。
    クルエラはアニメーションでも『ディセンダント』でも『ワンス・アポン・ア・タイム』でも、一面的な悪としてしか描かれてこなかっただけに、自分を表現しようともがき、復讐の結末を相手に委ね、「家族」の助けに感謝し、友人に幸せを届けようとする姿には、彼女が救われることを願ったし、それが報われただろうと思えた時には胸がすっとした。このクルエラはキュートで、いじらしくて、杖を使って戦うさまは華麗で、抱きしめたくなる存在だった。
    クルエラだけでなく、ジャスパーとホーレスもよかった。このふたりがあのとんちんかんな二人組だと気づいたのは、まさかの観終わった後で、「あれ……ひょっとして……そうだ!」と気づいた時には、本当にしてやられた気分だった。特にジャスパーは最初からかっこよかったから、まったく気づかなかった。ふたりがクルエラに愛想を尽かしかけたところも、アニメーション版でふたりがクルエラに心から心服していなかったところと重なり、思い返せば思い返すほど、憎い演出だった。
    クルエラの周囲のキャラクターはみな魅力的で、愛するママも、ゴミ溜めで出会った犬のバディも、ホーレスの愛犬のウインクも、ファッションを愛するアーティも、忠実な執事のジョンも、3匹のダルメシアンも、それぞれがストーリーを持っていて、もっと深く知りたい気持ちをかき立てられた。
    何よりクルエラらしく、衣裳もセットも見応えがあった。
    悪を描くとなれば、もっと心をえぐるような闇を求める人もいるだろう。けれども、美しい、楽しいと思える本作がわたしは好きだ。

  • 映画館で観ました。ハッキリ言って超面白かったです。上映の間中、ずっと「こりゃスゲエ!こりゃちょっとスゲエ!」って思い続けながら観てましたね。映画内容を全く知らない、いわゆる前情報一切無し状態で観たのですが、ウルトラ特大超大当たりたあ、この事だ!と思いながら観ておりました。いやあ、至福の時間でしたねえ、、、

    まずもって、事前情報を一切知らずに観たのですが、自分はそもそも、ディズニーの「101匹わんちゃん(大行進)」を観た事がないです。ですので「クルエラ」というキャラの存在も、もちろん知りませんでした。映画を観ながらずーっと「なんか、矢鱈とワンちゃんがフォーカスされる映画だね。この演出、なんなんだろうね?」とか意味も分からず見ていたクチです。映画を観終わった後に色々調べて「そーゆーことか!さもありなん!」と思った次第です。

    で、「101匹~」も、そもそもの「クルエラ」というキャラクターも一切知らないのに、映画としてはとんでもなく楽しめたという事実にまず感動。単純に、この映画、これ単独で、めっちゃオモロいです。

    なんつーか、ちょっと敢えて語弊のある言いかたをしますけど、映画のストーリーとしては「極めて平凡」だと思うんですよ。ある意味紋切り型作品の超王道の展開。「こうなるんだろうなあ」と思ったことは、基本的に「そうなる」展開で、話の進め方に奇を衒った所は、なーんもない。ハラハラドキドキの所はフツーにハラハラドキドキさせてくれて、悲しい場面はちゃんと悲しくさせてくれて、カッチョええ場面は正しくカッチョええ。そういう意味では、ド普通の映画なんですよ。

    ただ、ただ、ただ。その「極めて普通」な映画が「極めて異質に面白い!」という奇跡を生んでいる、気がします。何が素晴らしいんだろう?脚本?監督の演出?主演のエマ・ストーンの、まさにこの役は彼女のためにあった!というくらいの、どハマりぶり?なんなんだろうなあ?とにかくまあ、ホンマに素晴らしいんですよ。全ての噛み合いっぷりが。

    先ほど「超平凡な映画」とは評したものの、すみません。さっそく真逆の事を言いますが、ある意味、音楽とファッション全般の雰囲気や描き方は、奇抜にして温故知新にして新鮮斬新、超素晴らしいと思いました。うん。超王道のストーリー展開に、超異質な映像センスを組み合わせる、ということか?とか自分では理解してますが、劇中での音楽の入り方、その選曲なんかは「うっほ!シャレオツすぎる!」と何度もテンションだだ上がりでしたねえ、、、たまたま、自分の音楽の趣味とガッチリ合った、というだけかもしれませんが。

    ま、映像の見せ方も、ホンマに上手いなあ、と。緻密な計算の結果導き出されたものなのかセンス一発なのか全然わからんのですが、カメラワークなんかも含めて「うっわあ、、、カッチョええなあ、、、」とね、まあタメ息でますわね。

    音楽で耳福、映像で眼福、というね。まあ、映画を観る楽しさを、これでもか!っちゅうくらい、感じさせて頂けてホンマに感謝、でございました。

    自分の中では、この映画に、一番近い素晴らしさを感じたのはですね、バズ・ラーマン監督の「ムーラン・ルージュ」ですね。あちらも、超王道の展開を超奇抜に演出した映画、だと思うんですが、まさに「こういう感じ」が俺は大好きなんだよ!というのを見せて頂けた!という意味では「ムーラン・ルージュ」と「クルエラ」は、自分の中では、それぞれ超近しい存在です。

    いやしかし主演のエマ・ストーン。ほんまにハマり役でしたねえ。素晴らしい。めちゃくちゃ素晴らしいです。上手い演技ってどんな演技?とか全然わからんのですが、この映画の彼女は、本当にもう圧倒的に素晴らしいです。ずっと見ていたいなあ!って思わせてくれる存在って、本当にもうなあ、たまらないですよね。

    ま、とりあえず自分にとっては、超大当たりの映画でした。いやはや素晴らしかった。こんな最高な映画を撮ってくれたクレイグ・ガレスピー監督に、ひたすら感謝あるのみです。

  • なるほど
    どうして101匹のわんちゃんに執拗にこだわったのかがわかった
    可哀想な生い立ちだったんだね。

  • 101匹わんちゃん見た事なくても楽しめた。
    でも知ってたらもっと楽しめたんやろうな。この次は101匹わんちゃんのアニメ見よと思う。

  • ヴィランとしてではなく、ダークヒロインとして描かれている今回のクルエラ。

    なんていうか、ダークヒーロー/ヒロインの映画は、主人公は決して褒められたものではないのだけれど、ラスボスがそれ以上にキ●ガイだから、ついつい応援したくなってしまう。

    ファッションデザイナーという設定はそのままで、「101」の感想でも言ったことだが、この手の要素は実写版の底力が見れる。たのしい。

  • エマストーンがバチバチにイケてて
    テンションあがる映画

  • 101匹わんちゃんのストーリー全く覚えてない、と思いながらの視聴だったが、それでもとても楽しめる映画だった。早くに亡くした母のため「真っ当に生きよう」と努めてきた女性・エステラが、母を死に追いやった女に対する怒りと憎しみから悪女クルエラへと変貌を遂げていく物語

    …… なのだが、この映画の中では、エステラは幼い時から心の中に「クルエラ」と呼ぶ「本来の自分」を秘めていた描写がある。また、101匹わんちゃんに出てくるクルエラは(ウィキペディアによると)ダルメシアンを殺して毛皮のコートにしようとする本格的な悪女だが、この映画のエステラ/クルエラが犯した犯罪は主に盗み・詐欺であり、しかもエステラ時代の方が日常的に窃盗に手を染めていたのだから、クルエラになって途端に劇的に悪女になったのかと言うとそういうわけでもなさそう。確かにクルエラになってから言動はエキセントリックになったけど。
    そう考えると、「悪女誕生」というよりかは、主人公の女性が本来の自分を取り戻していく物語のように見えてくる。本来の自分がもともとぶっ飛んでいるからこそ、悪女映画になっているのだが、実はこれ、「ありのままに生きよ」と訴えている女性のエンパワーメント映画なのかも?

    エマストーンのイギリス訛りが素敵。

  • 異色のディズニープリンセス。エルサの次くらいに好きかも。
    ディズニープリンセスはドレスやスカートばかりではなく、もっとパンツスタイルも見せるといいと思う、クルエラみたいに。

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