- Amazon.co.jp ・電子書籍 (319ページ)
感想・レビュー・書評
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最初は淡々と脅迫文の送り主を探偵と依頼主が探していく感じでした。しかし、送り主がわかってからの話の展開が「えっ⁉えっ⁉えっー!!」と二転三転してびっくりしました。ラストは、自分なら、、、どうする?と考えてしまいました。
そして、読後は、誰にも信じてもらえないという絶望と虚無感。欲しいものは必ず手に入れるという執着に気持ちが重たーくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
序盤の学生時代のエピソードが一番面白い。
現代編に移ると、丁寧な探偵の聞き取り描写が語られるのだが長すぎる。ラスト10ページくらいまで延々と話が進まずにたるい。
最後のオチはどんでん返しだが。 -
タイトルにある、花束も毒も出てこないけど、読み終われば、このタイトルが全然合わない訳でもないから絶妙だなぁと思いました。
ずっと名前だけで登場して来ない彼女に警戒してたけど、予想出来ない斜め上のエンディングでした。
幸せなのか、そうでないのかは、この先2人が決める事なのですかね。だから作者は書かなかったし、事の本質はそこでは無いとしたんでしょう。 -
婚約が決まった彼に届いた「結婚をやめろ」という脅迫状。後輩の木瀬が彼の身を案じて、知り合いの探偵に依頼する。
4年前の事件は果たして冤罪だったのか。手紙の差出人の正体は。ラスト50ページは怒涛の展開。そして木瀬の出した結論は。
どおりで人物描写が偏ってるわけだ、納得。ジャンルとしては、イヤミス?ライトホラー?次回作はぜひ、件の人物からの視点で長編を書いてほしいですね。 -
騙されまいと意気込んで読んだがまんまと騙された。
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ホンタメのあかりんが紹介していました。
てっきり第三者のストーカーか被害者の関係者か大学時代の友人が犯人かと思いました。
実際、大学時代の友人のうち1人がすごく幻滅して嫌っていたからその人かと・・・。
犯人は主人公や探偵と会話はなく真壁さん越しにしか知ることができなかったから疑いませんでしたよ。
それにしてもなんでお父さん示談したんや・・・。 -
こんな終わり方するの?
結婚を間近に控えた真壁の元に、「結婚をやめろ」との脅迫状が届く。
真壁が医学生時代に家庭教師をしていた木瀬と探偵・北見が犯人探しに乗り出す。
とても読み易くゾッとする話でとても面白かった。