公爵夫人の50のお茶レシピ 1 (piccomics) [Kindle]

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  • お茶好きには楽しい展開!

  • フルカラー。

    会社をクビになり、やけ酒を飲んで眠った日向楓は、目が覚めたら、クロエ・バーテンブルク公爵夫人になっていた。この公爵夫人、使用人にはバカにされ、契約結婚した夫(アルフォンス)は冷たい。人の目なんか気にせず生きようと決めたばかりなのに最悪。どうなってしまうの!?
    と、出だしはこんな感じです。

    転生ではないです。記憶は共有してます。

    バカにしてくる使用人達をシメ、女主人として立てるよう努力し(仕事はできるので、主に信頼を得る方で。)、夫との仲も徐々に良くなっていきます。
    タイトルのお茶レシピは?というと、主人公はお茶オタクで、使用人や夫、騎士達にお茶を振るまい、リラックスタイムを楽しみます。公爵夫人のいる国はお茶の価値が低い国。お茶の良さを知ってもらいたいと事業を始め…と、お茶でどんどんすごい人になっていきます。

    お茶チートもですけど、夫がデレていくのが楽しいです。
    お茶のレシピ、参考になります。

    (2022.5.26。web連載完結。追記)
    1、2巻に10話ずつ収録されていたので、全14か15巻くらいになりそうです(全143話)。

    以下、最後まで読んで。

    日本語に訳されているので、主人公が日本人っぽくなっていますがたまーに海外っぽさがあります。でも元の世界の話はほとんど紅茶の話なので、そこまで違和感はありませんでした。(読んでいて、これを日本としちゃうのはちょっと…というお話がたまに。それでもやっぱり配信する国に合わせて、その国の人とした方がいいんですかね。)

    クロエ(楓)になる前、クロエ(クロエ)時代に告白した相手がいて、その時は全く相手にされませんでしたが、クロエ(楓)に徐々に惹かれていきます。
    相手が相手だけにどうなるのかハラハラしました。アルフォンスとクロエがっていうより(この時点で2人はラブラブなので)、相手方の始末のつけどころに。

    楓はある日突然クロエになっていました。終盤になりますが元々のクロエがどうなったのか、きちんとお話に盛り込まれています。スッキリです。

    外伝もたっぷり。
    可愛らしい子が見れて嬉しかったです。

    読み返してみると、やっぱりアルフォンスの変わりようが楽しい。政略結婚の契約内容の変更を求めるところとか、キュンとします。

    *****
    ノベル版(日本語)もピッコマで読めます。

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