店長がバカすぎて (ハルキ文庫) [Kindle]

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  • 角川春樹事務所 (2020年8月18日発売)
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みんなの感想まとめ

書店員を主人公に、書店の裏側や日常の出来事を描いた作品で、主人公のユーモアと感情が豊かに表現されています。空気を読めない店長や多様なお客さんとのやり取りを通じて、書店の魅力や出版業界のリアルが伝わり、...

感想・レビュー・書評

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  •  Audibleで聴了。
    笑えて、泣けて、ときに現実に引き戻され、続編も出ている人気作であることも納得の一冊でした。
     小説好きならば見逃せない書名・内容で、書店員の「お仕事小説」としても店長と主人公のバディものとしても楽しく読みました。
     ラストに近づきミステリーのように、伏線が回収されて、叙述トリックのような…

  • 店長がバカすぎて。タイトル通り書店員谷原京子から見た店長山本猛のことで、谷原京子の店長への毒づきが面白く、また書店や出版の裏側を面白く描かれていて最後には覆面作家の謎解きも含まれ楽しく読めました。こんなに主人公谷原に笑ったり時にはホロッとさせられたりした作品でした。

  • Audibleで一気に聴了。
    書店員を主人公に、本にまつわるあれこれを軸に、空気を読めない店長や、色々なお客さん、30歳手前の契約社員の悲哀などなどが、エンターテイメントとして上手くまとまっていて、楽しめました。
      
     町の小さな書店が、どんどん無くなっていて寂しいと思いながらも、ついついAmazonで買ってしまう自分がいる。心狭いかもしれないけど外資だし…手に入る物は同じならば、日本の企業を応援した方が良いのだろうな。アニメや漫画、小説は大切な文化なので、関わる人達が生活できる国であってほしい。
     本を自分のお金で買えるようになって、古本屋や図書館(これも大事な文化インフラです!)ではなく、著者にお金がいくように買おうと心がけている。
    資本主義だからとか、企業努力が…とかしゃらくさいことを言わないで、本との大切な出会いの場である書店を応援しようと思った次第である。
    でも、Audibleで聞きましたスイマセン。

  • '23年12月15日、Amazon Audibleで、聴き終えました。早見和真さんの小説、初体験です。

    楽しんで聴きました。

    なんというか…良い意味で、想像通りでした。明るく元気、時にナーヴァスな主人公…日常の謎、的なミステリ要素もちゃんと入っていて…エンタメとして、面白かったです。

    audibleで聴くには、ちょうどいいPOPさ、と思います。

  • 20歳代の派遣社員である女性書店員とタイトルにもある癖のある店長を中心とした、東京武蔵野の書店を舞台にしたお話。
    書店の実情が面白おかしく、かつリアルに描かれているようで参考になる。
    最後は大物作家が誰であるのかといった謎解き要素も含まれ、次第に先が気になる展開に。
    いつもの如くオーディブルで拝聴。
    内容が全般的に本に対する愛情が強すぎて若干辟易しかけましたが、朗読の方がぴったりハマり役で終始楽しく聞けました。
    続編もあるようなので、配信されたら聞こうと思います。

  • 正直言ってしまうと序盤の生理への描写が全く共感できなく、作者も男性と書かれていたので「もしかしてこういうズレがたくさんあるのか・・・?」と一回読むのをためらいました、
    しかし、どうせ読み始めたんだしこのまま読み切ってしまおうと思って進めたのですが、もう、めちゃくちゃ面白かったです!!一回読むのやめようとした自分が信じられません!笑

    タイトルの通り店長がバカです笑
    読み進めていく中で、本当は能ある鷹は爪を隠すタイプなのかなとは思いますが、それにしても近場にいたらイライラするレベルで中々バカです。
    しかし小説なので、遠くから見ることができ、そのバカさ加減も大笑いしながらみることができました。

    書店員の中々リアルな愚痴や、周りの人間のやりとりなどでもうすでに面白かったのですが、
    ラストにかけてミステリー要素が深まりさらに面白さを増します。
    眠いときに読んだら多分混乱します。
    ミステリー方向にお話が進むとは予想できませんでしたが、本当におもしろかったです!

    おすすめの一冊です、続編あるみたいなので読みます。
    続編どうなるんでしょうかねこれ、めちゃくちゃきれいに完結していましたが

  • 肩肘張らず、軽く読み進められる感じが良かったです。

    バカすぎる店長のどんでん返しがあるんだろうなと読み進めましたが、そうでもない感じも良かったです。

    谷原京子の心境の吐露が、誰かリアルな人を描いているようで、それをひたすら眺める感じが面白かったです。

  • 吉祥寺の書店で奮闘する契約社員の話。語られる主人公の心情は喜怒哀楽が詰まっている。コメディタッチで面白く、またミステリー要素も含まれていて、読みながらワクワク感が高まる。芯が強くて、本に対する自分の考えが強いからこそ、その強さの絶対値分だけの苦しみや葛藤もあるんだなと感じた。
    自分は書店の雰囲気が好きで週末は本屋へよく行くが、いつも居心地良く過ごせるのは、陰で書店員の皆さんによる苦労と心遣いがあることを、この本を読んで思い知った。店員さんにとって、やっかいな客にならぬよう、感謝の気持ちを持って本屋を利用したい。

  • 書店が舞台のストーリー。タイトル通りの店長だけど、どこか憎めなくて面白い。身近にいたら嫌だけど笑

  • 面白かったです。再読です。
    新店長がバカすぎてが文庫になったので再読しました。
    書店の世界は知らないのですが、理不尽はどの業界も同じですね。店長がいいキャラなので新店長〜が楽しみです。

  • 書店員のお話ですが、
    書店員ではない自分に刺さる部分が多い

    全編に渡りクスッと笑える要素ばかりで、
    最後まで飽きずに一気に読んでしまいました。

  • タイトルからして面白そうな期待をしていた。

    主人公の書店契約社員の本音発言が、絶対そう思う!と共感しながらも言い回しが最高に面白い。

    そして、書店長がタイトル通り、ホントに呆れるほどの空回りっぷりで、絶対に彼の元では働きたくないとこちらも共感。

    しかしラスト、おおー店長...(°▽°)
    となるが...(笑)

    読書好きにとって書店員は羨ましい仕事ですが、裏ではこんなやり取りも日常なのかな?
    なんて想像しながら、最後まで楽しめた。

    一読後に店長や登場する作家、先輩のあの時の会話は?!
    ともう一度読み返して納得した。
    絶対に2回目を読む事をオススメ。
    また別の場面で笑いと感動が味わえるはず。

  • 書店員の苦労が生々しく描かれている。

    びっくりするぐらいのボンクラ店長。
    ・駄作を書いた著者を招きトークショーを開催
    ・いつも間が悪い
    ・自己啓発を強要
    ・すぐ泣く

    でも本当は。

  • 楽しい作品でした。
    笑えるシーンが随所にあってサクサク読めます。
    社会のあるあるを詰め込んだ軽く読める一冊。

  • 書店の店長が馬鹿すぎるのでめちゃくちゃ文句言う店員の話。
    短気で情緒不安定な主人公のままならない日常に、ちょっとずつ奇跡が織り込まれてくる。
    テンションの乱高下に振り回される。
    最後の最後までこれがどういう話なのかよく分からず、印象が確定しないのだけど、
    最後の局面でそれが極まる感じ。
    店長は何者なのか。バカなのか。どうか。
    え?・・・はあ!!!!?
    ってなって終わる。
    おもしろい読書体験。

  • 2020年本屋大賞ノミネート

    気負わず読めて、店長のめんどくさいキャラクターが笑えたり、書店員さんのお仕事を覗けたりできて面白かった。
    だけど、最後の畳み掛けが急速すぎて読了感が物足りなかった。
    マダムが大分に帰る理由や谷原さんに言いたかったことは結局語られないままになっているし、泣いた理由は大西先生(と竹丸トモヤ先生も?)に会ったからなのかなとは想像できるけど、それ以上は不明。
    アナグラムを使う作家が3人も出てくるのも多すぎかな、と思いました。 

  • 本屋さん大賞2020ノミネート作品!
    ○共感点/感想
    ・本屋さんだけでなく、接客業にありがちなバカな店長に翻弄される点、凄く分かる!!!
    ・各章毎のお話と、全体通したお話が最後に繋がって読みやすい
    ・本が好きな人と話をしたくなる〜

  •  オーディブルで。

     あまりにバカな店長のもと気を遣い、神経をすり減らしながら勤務を続ける書店員。苦しむ書店がなぜそのような状況に追い込まれるのか、書店と出版社、作家と編集者の関係が語られる。そこに読書とは?いい本とは?という縦線が入る。

     バカ店長のバカさ加減はこれでもか、というくらい語られるのだが、いるよなぁ、こんな人、と何人かの顔が浮かぶ。

  • 浅慮で見栄っ張りでいつも不満や文句ばかり。そのくせいざとなったら度胸も出せない根性なし。おまけに情緒不安定で要領も悪い。主人公に全く魅力がない。読んでいてイライラしてくる。しかもクライマックスへの山となる傑作の内容がここまでのストーリーそのまま(ある意味メタ展開)。物語の盛り上がりとは裏腹にこちらは置いてけぼりでものすごく白けた。

  • とても面白かった!
    無能なのか有能なのか分からない店長と現場のことを分かってない社長、尊敬する先輩、どう関わればいいのか分からない後輩、下に見てくる取引先、理不尽なお客様、等など。
    社会に出たらどれかはわかるーと共感出来て、主人公の心の中での毒づきにわかるわかると思いながらくすりとなる。
    お仕事小説でありながらどことなくミステリーを感じ、散りばめられた伏線を読み取って覆面作家が誰かを推理するところも楽しかった!
    続編も絶対読みたい!

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著者プロフィール

1977年神奈川県生まれ。2008年に『ひゃくはち』でデビュー。
2015年に『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞、2020年『ザ・ロイヤルファミリー』でJRA賞馬事文化賞と山本周五郎賞を受賞。同年の『店長がバカすぎて』、2025年の『アルプス席の母』は本屋大賞にノミネート。
その他の著作に『95』『笑うマトリョーシカ』『あの夏の正解』『店長がバカすぎて』『八月の母』『問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい』などがある。

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