さよならも言えないうちに [Kindle]

著者 :
  • サンマーク出版
3.25
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (198ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「コーヒーが冷めないうちに」シリーズの第四弾ということなので、
    その続きを読みたくて手に取りました。

    今回もそれぞれの章で心にぐっと響いて、
    泣けてしまう奇跡の物語でした。

    どの章の物語でも自分だったらと置き換えながら
    読むと更に胸に響くものがあり、
    今までの人生を振り返りながら読むことが出来ました。
    自分の経験と重なる部分が大きいと更に心に沁み、
    まるで自分の人生もやり直しているみたいな気分にもなりました。

    夫から妻へ、女性から愛犬へ、
    女性から空へ、娘から父親へと伝えておきたかった
    それぞれの言葉が重みとなり涙をそそりますが、
    やはり最後の娘から父親へはぐっとくるものがあり、
    他界してしまった両親の事を思い出しました。

    文中にあった
    「人生には分岐点がある。
    後悔は全て一瞬の出来事で、
    誰もその瞬間が自分に訪れるとは思っていない。
    自分の行動が予期せぬ結果を招いてしまった時、
    人は大きな後悔に苦しむことになる。
    二度とやり直すことができないからだ。」
    という言葉が印象深かったです。

    今までの人生の中で様々な分岐点がありましたが、
    自分なりの決断を下しそれなりに納得をして
    生きてきたつもりですが、
    そうであっても歳月を重ねてもこれだけは後悔を
    してしまっているということがあるので、
    これからの人生ではそうゆうことが少なくなるような
    決断をしながら生きていきたいという気持ちにもなりました。
    それと同時にいつも笑顔を忘れずに、
    感謝の気持ちも忘れずにいたいという気持ちを
    大事にしていきたいというもの強く思いました。

    シリーズ四弾目ということなので、
    少しは展開が変わるのかと思いましたが、
    あまり大きな変化が無くて期待していただけに
    惜しい感じがしました。

    さらりと読めてふわりとした優しい気持ちにもなる
    作品なので心が疲れた方にお勧めだと思います。

  • 展開がグッと来ない。ふわりと浅くて軽い感じ。
    期待しすぎだかも。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

川口 俊和(かわぐち としかず)
大阪府茨木市出身。1971年生まれ。元・劇団音速かたつむり脚本家兼演出家。代表作は「COUPLE」「夕焼けの唄」「family time」等。本作の元となった舞台、1110プロヂュース公演「コーヒーが冷めないうちに」で、第10回杉並演劇祭大賞を受賞。『コーヒーが冷めないうちに』で小説家デビュー。続編として『この嘘がばれないうちに』が刊行され、最新刊『思い出が消えないうちに』も2018年9月19日に発売。
『コーヒーが冷めないうちに』はヒット作となり本屋大賞にもノミネート。映画化され2018年9月21日に公開。

川口俊和の作品

ツイートする
×