はじめての [Kindle]

  • 水鈴社
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (190ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 4人の直木賞作家とYOASOBIがコラボレーション!?しかも4人の直木賞作家は島本理生さん、辻村深月さん、宮部みゆきさん、森絵都さんの4名!!!最高のメンバーやん!!YOASOBIの楽曲との相性も良さそうやし!まだ島本理生さんとの楽曲「ミスター」しかでてない?はずやけどこれからの楽曲も楽しみすぎる!!

    百鬼夜行シリーズやったらまだ冒頭シーンくらいの50ページ弱の短編が4作やけど、さすがは直木賞作家の方々の作品なだけあって一作一作がしっかり濃い味の読み応え充分な作品でしかもこれから YOASOBIの楽曲として発表されていくことで2度美味しく頂ける作品集

    最高のエンタメと最強のエンタメの夢の共演   ★★★★★
    さっと読めるのにグッと味わえる作品が4作も!!
    ★★★★★

  • 大好きな作家さんたちの短編。
    スッキリ読みやすかった。
    村上春樹の小説でも考えさせられたけど、AIロボットは人を幸せにするんだろうか。AIも幸せ感じるんだろうか。
    告白を成就させるためにタイムスリップ!振られたことも人生の糧になる!

  • 4人の超人気作家とYOASOBIがコラボレーション。「はじめての〜」をテーマに書かれた作品たち。各々の楽曲も2022年中にリリースされる。

    今をときめく4人の作家、そしてYOASOBI。曲はわからないが、作品はそれぞれに面白かった。個人的には森絵都さんが好き。設定といい、オチといい、さすが。

  • どの話も、ファンタジー要素が入っていた。

    島本理生の私だけの所有者が好みだった。文章の感じが好き。
    YOASOBIの「ミスター」を、その後ずっと聞いている。

    森絵都のヒカリノタネはときめきが詰まっていました。

  • はじめて人を好きになったときに読む物語「私だけの所有者」、はじめて家出した時に読む物語「ユーレイ」、はじめて容疑者になったときに読む物語「色違いのトランプ」、はじめて告白したときに読む物語「ヒカリノタネ」。どれも素敵な物語。
    YOASOBIさんとコラボで「私だけの所有者」を原作とした楽曲「ミスター」がまた素敵。特に歌詞の「私のこと叱ってよ、ミスター」がいいなぁ。一人称が「私」になってるのが何とも切ない。
    4人の作家さん大好きな作家さんなので、短編なんだけど、全部しっかりと世界観があって、本当に楽しかった。またこんな企画してほしいな。

  • 朗読劇前編を配信にて観劇。それぞれの芝居は宮野さんたち声優さんたちの演技が良くて、ストーリーもあーこれはあの作家さんの話かなぁとか想像しながら聞けてよかった。でも、なんか余韻に浸りたい中で最後にYOASOBIの曲が中途半端に流れる。
    思ってたよりポップな曲で、え?このストーリーにそのテンション?バラードっぽくならないんだ、とか、思っちゃってなんか興醒め。ストーリーの中で上手くYOASOBIの曲が使われてるのかと思ってたから、想像と違った。
    YOASOBIとのコラボと期待しすぎて思ったのとは違った。歌が上手い声優さんたちだし、うまいこと芝居の中に組み込まれて、生で歌ってくれるのかなとか想像しちゃってたのが良くなかった。

  • 最初の作品に感想が引っ張られてるかもしれないけど、星新一的な世界観の作品が多くて、異質な世界観を体験できた、と言う意味では、読者である私にとっても、はじめての、だったかなぁと思います。

  • タイトルで想像したのとまったく違う内容だったり逆にストーリーが読めなかったり、いい意味でどの短編も楽しめた。

    パラレルワールドやアンドロイドなどSFっぽい内容で、この話もっと読みたい!と思える面白さだった。

    読後、作者さんの名前で検索して他の作品を探した1冊

  • 【 YOASOBI 】が、今年2月からコラボしてるのは、全員が直木賞作家4名。いやこの並びは凄い。

    読んであらためて思ったのは、直木賞作家の発想力と表現力は、とてつもないなって事。

    好みでいうと、私は辻村深月さんと森絵都さんの物語が好きでしたが、どれも読み応えありました。

    さてこの彩りの異なる4作品を、YOASOBIがどう音楽に昇華させるのか。
    現在2曲が公開されてるので、小説をふまえて聴いてみます。

  • なんとぜいたくな「はじめて」の小説だろう。しかもこれをYOASOBIが楽曲にするなんて。どの「はじめて」も誰もが経験しそうなお題(ちょっとなさそうなのが一つあるけれど…)でありながら、そのストーリーはちょっと現実離れしていて、こんな経験出来たら素敵だろうなと思わせてくれる。読了後、ぜひ楽曲を共に味わいたい一冊。

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著者プロフィール

1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を受賞。15年『Red』で第21回島清恋愛文学賞を受賞。18年『ファーストラヴ』で第159回直木賞を受賞。その他の著書に『ナラタージュ』『アンダスタンド・メイビー』『七緒のために』『よだかの片想い』『2020年の恋人たち』『星のように離れて雨のように散った』など多数。

「2022年 『夜はおしまい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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