お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか 「自然に貯まる人」がやっている50の行動 (日本経済新聞出版) [Kindle]

  • 日経BP (2022年3月18日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 急にインターホンが鳴ってお客さんが来た時に、「お上がりください」と言えるくらい家が片付いているか?片付けができない人は葛藤が多く頭がスッキリしないので無意識に無駄遣いしがちになる。
    衝動買い、まとめ買い、買い置きをしない。無料にノベルティやおまけをもらわない。モノの定位置をしっかり定める。最低限のもので暮らして、どうしても必要になった時だけ買う。

    食費はファミリーの場合手取りの15パーセント。週一回は冷蔵庫リセットで食費を節約。


    ニーズとウォンツを区別。

    万が一のことがあった時の必要額を保険会社のウェブサイトでチェックしておく。

    地位財は幸福の持続性が低く、非地位財は高い。人と比較せずハレとケのメリハリを持って生活。

  • 日々の行動習慣と貯蓄の効率性は密接に結びついている。無駄な消費を控えるには、その買い物が「ニーズ」か「ウォンツ」かを見極めるべきだ。

    お金が貯まるか貯まらないかは、収入ではなく、お金に対する意識の高さが関係している。お金を貯めるためには目的を明確にし、意識して家計管理をする必要がある。

    家計改善の方法は「収入を増やす」「支出を減らす」「運用する(投資する)」の3つである。投資は必ずすべきものではないが、投資をしないリスクがあることも知っておくべきだ。

  • お金は生きていくうえで必要なものだ。お金が貯まる人と部屋の状態に関係があったと聞いて、どうしてと思ったが、よく考えると大いにつながりがあった。





    今回の本はファイナンシャルプランナーの著者が、お金とキレイな部屋との関係を含むお金の習慣について教えてくれる。






    著者は職業柄、お宅訪問で、家計相談を受けている。そこで、その家の生活環境を見ることになる。整理整頓が行き届いている家庭なら、必要な書類をすぐに出せる。その一方で、片付けが行き届いていない家庭だとすぐに出てこない。





    このような家庭の経済状況を見ると部屋の整理整頓具合と比例するように、知らず知らずのうちに無駄な出費を重ねていることが多い。






    部屋が片付けられない人に共通点5つを挙げている。




    1.買い物好きでつい衝動買いをしてしまう


    2.買い置きやまとめ買いをしていないと不安


    3.「無料」や「おまけ」に弱い


    4.もったいなくて捨てられない


    5.使ったモノを元の場所に戻せない





    片付けができない、お金が貯まらないには理由がある。ないと思って買ったものが片付けをしている最中に「発掘」ということもあるからなあ。





    そう言えば、テレビ東京で放送している「家ついて行っていいですか」で、何か問題を抱えている人のお宅は、整理整頓が行き届いていない傾向にある。しかも、「汚部屋」レベルになると、必ずと言っていいほど人生で何か問題を抱えて生きているように思われる。






    部屋の整理整頓1つとってもお金が貯まるかどうか分かる。お金だけが人生じゃないとうそぶいても、仙人じゃないので生きていけないからなあ。

  • マネーリテラシーに効く本。心配ベースでお金を使わない、貯める、ということばかりにフォーカスせず、賢く上手に人生を楽しむために使っていくことをもっと意識したいと思わされた。本書で出てきた「幸せをお金で買う」という書籍も読んでみたい。

    ローマの政治家哲学者、詩人であるセネカの名言「難しいからやろうとしないのではない。やろうとしないから、難しくなるのだ」

    行動経済学の用語であるナッジ=個人がより良い選択が出来るように支援する働きかけ。例えば飲食店のメニューで、特定の料理にオススメと記載されているものもその一つ。

    幸福になれる8つのお金の使い方
    ・ものではなく経験を買う
    ・自分ではなく他人の利益のために使う
    ・少数の大きな喜びではなく多数の小さな喜びに使う
    ・期間の延長や保証にお金を使わない
    ・支払いを先延ばしにしない
    ・買ったものが生活にどう向上させたかを振り返る
    ・いつまでも買ったものを比較しない
    ・他人の幸福に細心の注意を 払う

  • お金が溜まりやすい人の習慣を教える本。本書はお金が貯まりやすい人と貯まりにくい人の行動の違いについてキャッチーな見出しと共に説明していく。本書のタイトルが『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』なので、てっきりお金と部屋の関係性について1冊を通して説明してもらえるものかと思いきや、部屋に言及しているのは本書の冒頭のみであり、後半に行くにつれて単なるお金の知識の一般論がとうとうと述べられていくだけになった。タイトルから期待していた内容が得られなかったところに、書物としての残念さを感じる。

  • 教育資金や老後資金など、人生にまつわるお金について基本的な知識をつけられる本。

    ただ実際に何をどうすれば良いのかという行動ベースで考えた時に、深掘りされておらず少し物足りなく感じた。

    お金について学びたい初心者向けの本だと思う。

  • 自分は本のタイトルとは、大きく違うと思い、読んでみたいと手に取った。
    今まで収入が低いとお金が貯まらないと思っていた。
    お金に対する意識の高さがあるかどう化で決まるみたい。
    家の中の片付けについても書かれていて、参考にしたいです。

  • タイトルをみて、うちの娘に読ませなきゃと思い購入。

    ●なぜ散らかっているのか
    ・もったいなくて捨てられない
    ・使ったモノを元の場所に戻せない
    ●なぜ、部屋を片付けるとお金が貯まるのか
    ・片付けによリモノが見える化され、不要な物が判別できる
    ・収納に収まるよう適量に収めればスッキリする
    ・絶対量が減ることにより、今の自分に本当に必要な物を意識できる。すると漫然と買い物をすることがなくなり、無駄遣いが減少。
    ●整理整頓
    ・お金を貯めたいなら、身の回りの片付け、整理整頓を習慣づけるのが第一歩。
    ・現時点でモノが溢れている場合、まず供給カット。
    事前に必要なものをリストアップしそれのみを買う。
    ●意識
    ・お金が貯まる人とそうでない人との違いは、収入ではなくお金に対する意識の高さ
    ・貯蓄できている人は、お金を貯める目的を明確に持っている。例えば留学で2年で100万円等ゴールを決める。
    ・低収入世帯の方は、収入が低いからこそ意識して貯蓄しなければならないと理解している。目標に向け外食を控えて弁当にして節約したり、家計簿をつけることも厭わない。自分に合ったお金の使い方や貯蓄法を工夫したり、お金に対して前向きな人が多い。

    家計を改善できる対策は
    ①収入を増やす②支出を減らす③投資運用
    ③は、早い時期から行うことで機会損失を防ぎ複利効果を味方につけたほうがいいということ。

    ローマの哲学者セネカは、行動に移せない継続できない人を、『難しいからやろうとしないのではない、やろうとしないから難しくなるのだ』と。

  • 他の方も感想で書いていたけど
    題名の付け方は面白いけど、内容はYouTubeや他のマネー系の本とさほどかわらず
    ですよねと言う感じだった。
    特に目新しい内容はなし。

  • YouTubeでこれ系の話は拾えるので、立ち読みで太字の部分だけ読んで、そりゃそうだよねと確認して引き続き実行すれば十分。

    お金が貯まるひとと貯まらない人の違いは収入ではなくお金に対する意識の高さにある、つまりなぜお金を貯めるのかという目的が明確なのである。

  • 嗜好品をまとめ買いしないという考えはなるほどなと思った。
    全年齢の人のために万遍なく書いてあるので読まなくて良いところも多数あった。

  • 部屋を片付けると貯蓄体質になるのはなぜか?というとものと見える化されてる。自分の家の適正量がわかる。本当に必要なものと好きなものがわかり無駄遣いがなくなる。家計にゆとりができてお金がたまる。

  • 生きていく中で、節約したい人がみる本!
    健康には5000万円の価値がある。金持ちはミニマリストが多い。みたいな理由が明確になって個人的にはよかった。まあそんな感じの本。

  • お金について、とても丁寧に分かりやすく書かれている1冊。ファイナンシャルプランナー目線の貯蓄が学べます。

  • とても基本的なことではあるが、なかなか振り返ることが難しいことが、とてもわかり易く書かれている。

  • 他のマネー本にも書いてある内容もあるけど、なるほどと思うこともあり。

    めも
    カオスな冷蔵庫は貯蓄と健康の敵
    捨てるのが上手な人ほど貯めるのも上手
    購入単価の高さを逆に利用する手もある
    今まで持っていなかったものは大半がいらないもの
    コスパにこだわりすぎると大切なもの(経験)を失う可能性がある→コスパで測れるものと測れないものを区別して考える
    情報を見極めるためのポイント:①著者、寄稿者、所属、資格、②情報源、コピーライト、③サイトの所有者、出資者、広告制作、利益相反、④最終更新日
    お金を生み出す時間の使い方:①優先順位をつける、②判断にかける時間を短くする、③必要のないことに時間を費やさない、④やることを後回しにしない、⑤決めたらすぐ実行
    使えるお金の8掛けで予算を立てる
    お金について考えることは人生をどう生きたいかに繋がる→①収入を増やす、②支出を減らす、③運用する、の3つのバランス
    当たり前の生活をきちんと続けること、将来のリスクについて想像力を働かせて早めに準備しておくこと

  • モノを増やさない。無料でも不要なものはもらわない。

    最低限のモノで暮らして、どうしても必要になった時だけ買う。

    認知症で600万円払いたくないなら40代からウォーキングをする。

  • タイトルに釣られて購入。
    他のマネー本、YouTube等もよく読んでる方にしたら
    当たり前のことが書いてあるかんじ…
    ただ片付けのモチベーションがあがったのと
    余計なものを家に入れない、買わないことを
    自分に念押しできた。

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著者プロフィール

ファイナンシャルプランナー、CFP1級FP技能士
1969年富山県出身。立命館大学法学部修了後、92年(株)日本総合研究所に入社。在職中にFP資格を取得し、1998年独立系FPとして転身を図る。現在は、各種セミナーや講演・講座の講師、新聞・書籍・雑誌・Webサイト上での執筆、個人相談を中心に幅広く行う。

「2022年 『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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