- Amazon.co.jp ・電子書籍 (367ページ)
感想・レビュー・書評
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火サスの様な展開
最後にフリージャーナリスト律がどんな判断をするのか!乞うご期待です。
多少の謎は残るものの私も律と同じようにするかなぁ、、、
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単なる高齢者によるアクセル
とブレーキの踏み間違えの事故
が題材かと思って読み始めた。
封鎖的な村、成り上がりの被害
者の義父である店長に、モラハ
ラな雰囲気の被害者。
フリーランスの主人公が、事件
の真相に迫る。
読み応えある作品であった。
海神に出てくるフリーランスの
もう一つの事件。 -
なかなか面白くてスラスラ読んだ。久々の社会派。老人の免許返納問題から、若者の荒い運転問題など。
コンビニに突っ込んだ軽トラの運転手は認知症だった?被害者であるコンビニ店長のことや周りの人間を当たっていくにつれ、ライターの律は隠された真実にたどり着く。
うちも1人1台の田舎ではあるから、いざ免許返納するかどうかとなったら大変だろうなー。
他の方の感想もちらっと読んだけど、確かにラストが甘いというか、もう一歩踏み込んでくれても良かったのかなとも思う。悪い夏ほどのイヤミス感はなく(そもそもこの話はイヤミスではないな)、ちょっとふわっとした終わり方だった。 -
「てんびん」意味
【天秤】
秤(はかり)の一種。中央を支えた梃子(てこ)の両端に皿をつるし、一方に測る物を、他方に分銅(ふんどう)を載せ、梃子が水平になるかどうかを見て重さを決める。
「―にかける」(二つのうちからどちらかを選ばなければならない時、優劣・損得を比べてみる)
わが国は、世界でも類を見ない空前の超高齢社会を迎えており、二〇二五年にはピークに達すると言われている。約五人に一人が七十五歳以上となり、老人ばかりの日本が誕生する。
読者である自分がまさに75歳になる⁉️
「二〇二五年には八百万人を超える団塊世代が七十五歳を迎えます。彼らを含めると、その時点で七十五歳以上のドライバーは千七百万人に達することがわかっているんです。糸井さんは悲観的になる必要はないとおっしゃっていましたが、とんでもない。悲観的にならざるを得ない危機がすぐそこに迫っているんです」
高齢男性の運転する軽トラックがコンビニに突っ込み、店員を轢き殺す大事故が発生。
アクセルとブレーキを踏み違えたという加害者の老人は認知症を疑われている。
事故を取材するライターの俊藤律は、加害者が住んでいた奇妙な風習の残る村・埜ヶ谷村を訪ねるが……。
「この村はおかしい。皆で何かを隠している」。
関係者や村の過去を探る取材の末に、律は衝撃の真相に辿り着く――。
横溝賞出身作家が放つ迫真の社会派ミステリ! -
免許返納を扱った作品この作品で染井為人さんのブームが来ました。世の中とリンクしながらも誰も悪くない難しさを説いた作品。いいですね。面白い。
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閉ざされた村にどんな恐ろしい風習が隠されているのかと期待していましたが、そう言った類のお話ではありませんでした。主人公が情報を集め、真実に近づいていく様は面白かったです。
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高齢ドライバーによる事故の取材に福井の山村に向かった記者の俊藤。やがて彼はやたらと老人が認知症であったことを強調する村人の態度に疑念を抱く。真相を追う記者と村の安寧を願う村人との静かな攻防に気付けば頁は最後の1枚に。自分ならどちらに錘を乗せただろうか。
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結局しっくり来ない結末だった。
父親が実際どうなったのかも、結局のところなぜ七海がいるのにって言うのにやたらこだわるのに出した答えが思い込み。
終わりが全くしっくり来なかった。