倒産続きの彼女 (宝島社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!
    やっぱりミステリー×法律のケミストリー良き。

  • てっきり剣持目線で語られる話かと思いきや、違うのでこれはこれで新鮮。

    続編早く読みたーい!

  • (2023/152)『元彼の遺言状』に続く弁護士剣持麗子シリーズ第二弾。ただし、今回は剣持は主役ではなく(相変わらず強烈な存在感ではあるが)、同じ弁護士事務所のコーポレートチームに所属する一年後輩の弁護士美馬玉子が主役。何故か勤める会社が数年で倒産しては転職を繰り返す人物に関して、現在の勤務先で上がってきた妙な内部通報を、顧問弁護士事務所として調査する案件。それが事件へと発展して。。元々好きな類の分野ではあるけれど、それにしてもリーダビリティが高い。かなり好き。

  • ドラマを見ているような爽快感がありあっという間に読了。主人公の過去も読み進めるまでわからず、なかなか奥行きのある作品だと思った。剣持麗子シリーズほかにも読んでみようかな。

  • ★3.5
    ストーリー性もあって普通に楽しめた。

  • 強キャラの剣持と組まされた後輩弁護士、玉子。ある内部通報の真偽を探るうちに…。

    一応、「剣持麗子」シリーズの二作目。

    でも、主人公は、剣持の後輩弁護士、美馬玉子で、
    剣持はあくまでも補佐役になっている。

    これまで、あまりにも、剣持の強さが際立っているため、
    その対照として描かれた玉子のキャラは、
    彼女の過去の重さから来るものなのだろうが、結構、自虐的だ。

    剣持と比べ、「生まれた星が違う」と嘆く。
    「世の中は不平等で、不条理」だという。

    ワタシなんぞに言わせてもらえば、
    苦学生であったとしても、
    弁護士になり、有名法律事務所に勤め、十分、社会の表舞台を歩いている、
    大いばりでいいと、思うのだが。

    それはそれとして、
    「会社を次々に倒産させている」という内部通報事案を、
    剣持と二人で探るよう言い渡される玉子。

    最初は、剣持を嫌っていた玉子だが、
    二人で動くうちに、剣持の、強さだけではない、
    ある種の優しさに気づき…。

    今回は中心人物ではなかったが、
    偏見のある、玉子の目を通しても、剣持の魅力が伝わってきて、
    やっぱり、人間として面白いと、再認識させられた。

  • よくある主人公無双状態じゃないところがいい。他のキャラクターが生きている。また主人公の葛藤を描きつつ、終盤にかけて過去の背景が詳らかにされていくのも上手かった。
    赤坂の死だけはすこしあっさりとしてたし、哀田の持って行き方は若干強引だったが、剣持麗子が人間味のある人物として今作の主人公の視点で描写されているのが心地良かった。
    迷いに迷う年代だからこそ共感できる部分は多々あって、読んで良かったと思えた。

  • 『元彼の遺言状』剣持麗子の続編。
    同僚の女性弁護士が主人公。

    私より年下だけど、女として求められる賞味期限的なものが切れそうでその前に婚活をしている。
    その賞味期限が自分にも当てはまるので、身につまされながら読了。

    剣持麗子よりは人間的に共感できて、面白い。
    主人公がいる事務所が、倒産寸前のある会社に仕事を依頼された。
    同時期に就職した会社が倒産続きの怪しい女性がいるので、調べてほしいという通報があった。
    その女性はどうやら今は、その倒産寸前の会社にいるらしい。
    彼女は一体どう関与しているのか。

    関係性がちょっと複雑だけど、弁護士事務所が舞台の話なのに小難しい説明があまりなくて、するすると読めました。
    主人公の玉子には幸せになってほしい。

  • リーガルサスペンスは小難しいイメージがあったが、この小説は若い女性弁護士が主人公なこともあって読みやすかったし、伏線が複雑に絡み合いとても面白かった。
    ただシマばあちゃんとテトラ金属の社長の結婚話は現実離れしていて違和感があり、本筋に必要なエピソードとも思えなかった。
    また只野愛子の企業に対しての恨みなども共感できなかった。姉のような人を救いたければ、弁護士になると言う道などもあっただろう。企業を恨むのはとんだおかど違いだし、人生を賭けるほどの復讐材料にしては弱すぎる。
    と、まあつっこむ個所が多かったが、主人公の玉子の心情には個人的に大変共感できた。
    そう言えば「玉子」と言う名前もどうなの?

  • 綾瀬はるか.大泉洋さんでドラマ化された「元彼の遺言状」シリーズ。ぶりっ子弁護士美馬玉子は先輩剣持麗子と彼女が転職する会社がいつも倒産するとの内部告発を受けて調査するといろんな人が亡くなります。破産、民事再生、投資家とかいろんなこともわかりやすく読めました。

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著者プロフィール

一九九一年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第十九回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、二〇二一年に『元彼の遺言状』でデビュー。他の著書に『剣持麗子のワンナイト推理』『競争の番人』『先祖探偵』『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』などがある。

「2023年 『帆立の詫び状 てんやわんや編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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