変な絵

著者 :
  • Audible Studios (2023年3月24日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 『変な家』と比べて、今作はきちんと組み立てられたミステリーという印象で違和感がなかった。『変な家』は始めに妙な間取り図ありきで話を考えた感じが強かったけど、こちらは話に合わせて絵を描いたに違いない。ただ、怖くはなかった。
    オーディブルで視聴したのもあって時系列や登場人物の主観が入り組んでおり若干混乱したけど、後から犯人の独白パートで最初から説明してくれるので大丈夫。
    その犯人、いかにも正当性があるかのように主張しているが、実際のところエゴ以外の殺人の何ものでもないと思う。最初の絵が表していたようにある部分でサイコパスなのだろう。
    男女様々な人物が入れ替わり立ち替わりで現れ、あの人とこの人がこう繋がってとだんだんわかってくる流れはミステリーのカタルシスを味わえる。オーディブルでもちゃんと男女ナレーションわけてくれてるので、まるでラジオドラマを聴いているような臨場感があった。
    犯人の勝手なエゴから独りになった彼(誰かは言えないけど)を隈井が引き取るラストに救われた感じ。

  • 前作の「変な家」とはまた違った面白さ。関係のなさそうな話が繋がっていくのはよく出来ているなと驚いた。

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著者プロフィール

インターネットを中心に活動するホラー作家。
ウェブライター、YouTuberとしても活動している。

「2021年 『変な家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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