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感想・レビュー・書評
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上手くて勉強になりました。
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新しく気付かされることが多くて、なんかもう感心とかとっくに通り越してしまったな~~~ってくらいに良いです。
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目に映った景色をそのまま残せたら。
と、願ったことが何度もある。
やたら天気が良くて気持ちよかった日とか
夜に好きな人といる公園とか
誰もいないのに暖かみのある場所
好きな人の寝顔。
でも、実際にレンズを通すと
何か違う。
私がこの目で見て感動した彩度はもうなくて
何か別のもののように思える。
そんな風にいつも悲しくなったりする。
木下さんの詩はそんな瞬間の明度をそのまま
言葉にしたようだ。
木下さんの言葉からその瞬間が映像になって
そこから自分の中の細分化された感情のカテゴリーに分けられていく。
悲しい、楽しいなんて簡略化されたものではない。
虚しいけど楽しいとか、悲しくて愛おしいとか。
そーゆうような情景。
なんだ、詩って心のままじゃんか。
そう思わせてくれる本は暖かい。 -
短歌の本を読み始めてるけど、木下さんの短歌を読んで、好きな短歌の傾向が分かった。
今回の本であるような空想系?の短歌ではなく、日常系がど直球にくる短歌が好きと分かった。
お気に入り短歌
母さんの入院中に父さんはチキンラーメンばかり煮ていた -
さくっと読了。
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さらっと地下鉄の中で。
分量としては短く手軽に読める。
とはいえ、ひとつひとつは秀逸。
言葉の持つ雰囲気が木下さんのはきらめいてるんだよな。 -
シンプルで
ややセクシーで
美しいうた。