- Amazon.co.jp ・電子書籍 (440ページ)
感想・レビュー・書評
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購入して一年後、ようやく手にする気になったのは、米国大統領選で「ほぼトラ」が囁かれるようになったから。
トランプが返り咲いたら、対処できる政治家は安倍さんしかいない。
あの私怨テロリストは一体なんてことをしてくれたんだと、今さらながら無念さが募る。
本書を読んで、彼は骨の随から政治家だったと、リアリストであったと思う。
この国の損失がいかに大きいか、私たちにはまだ輪郭さえ見えていない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
安倍元首相から見た各国首脳についてのコメントが興味深かった。 オバマはジョークにのってこずすぐに仕事の話にはいる、トランプはゴルフの話が多かった、メルケルは都合が悪いところはとぼけるやりて等。プーチンは決してウクライナをあきらめないということも現実にそうなっている。
分厚い本なので興味のあるところだけ読んだが、このタイミングでこの本を読むことができてとても良かったと思った。 -
厚みのある本だが、ページをめくる手が止められなかった。安倍さんが駆け抜けたこの時代は、私達国民の生きた証でもあるのだ。当時自分が何を考えて政治に関わってきたか、深く反省した。岸田さんをはじめ政治に関わるすべての方々が読むべきなのでは?安倍さんが目指したこの国の方向が、本人がもういないという事実の中で知るという矛盾があるけれど。全国民必読書だと感じる。
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2020〜2021
計18回36時間の未公開インタビュー
【最高のリーダー論ここにあり】
他国を批判しても何の実利も生まれない
それなら機会を利用して進展させるべき
オバマ広島訪問の条件
森友加計の真相
小池百合子は常にジョーカー
トランプはビジネスマン
本書最後は弔いの言葉
弔辞3名
岸田文雄 菅義偉 麻生太郎
追悼演説
野田佳彦
凶弾に倒れたあの日を思い出しました
日本人の必読書です -
安倍晋三回顧録
読了後の感想として、とても面白い一冊でした。
日本の憲政史上最長の宰相であった安倍晋三首相がその時何を考えていたのか、その時世はどう動いていたのかが良く分かって面白かったです。
私の中で好きな政治家の一人だった。やっとまともな政治ができる政治家が出てきたって思っていました。憲法改正を始め、まだまだやって欲しいことが沢山あったし、何をやってくれるのか楽しでもあった。凶弾に斃れたと知った時、悲しくなって凹んでしまいました。その後のあれこれは見ていられなかった…死んで尚彼を蔑む人達の気が知れませんでした。
菅義偉元総理の弔辞ほんと素晴らしかったです。
私みたいな人間が言うのも何ですが、惜しい人を失ってしまった…と強く感じました。今でも残念で仕方ないです… -
なんだかんだ言っても憲政史上最長の首相在任期間を誇った安倍さん。人事のツボ、得意な外交戦術、選挙に打って出るタイミングなどさまざまな裏話が語られれていて、とても興味深かった。外国の首脳に内政についての悩み事を相談されたりしていたと言うのも驚いたけれど、トランプが一番頻繁に電話した相手が英語がネィティブでない安倍さんで、時に1時間半も話していた(通訳を通していたから余計時間がかかったのかな?)と言うのは本当にびっくり。いろいろあったけれど、国益のために身を粉にして捧げてくれた安倍さんに感謝。
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自らの主義主張を通しつつ、実益を確実にゲットしていく安倍晋三、このリアリストには惚れ惚れする。勇気、胆力何も及びないが、私も以前、同じ会社に勤務し、”先輩”と呼べる権利を持つだけは自慢できる。
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メインは第2次内閣の2013‐2019の中身を解説、いろいろな局面を思い出し、安倍さんがこんなことを考えていたんだといろいろな事件の復習できた。
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政権を担った年の出来事について回顧していて、質問に答えてるけどそれが忖度したものではないのでインタビューアーも優秀だと思います。
個人的に世界各国の要人やら国内政治の要人に対する見方は正直に書かれていて、オススメできる一冊だと思いますね。
読み終わって思うのは政治は0か1かではなく、中間の落としどころが重要ということが示唆されてるんじゃないかと感じました。