黒と誠 ~本の雑誌を創った男たち~ : 2 黒と誠 本の雑誌を創った男たち (アクションコミックス) [Kindle]
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感想・レビュー・書評
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販路を拡大していく「本の雑誌」
人見知りの目黒氏が懸命に営業をかける過程で「無理をしない、頭を下げない、威張らない」の社是にたどり着くの熱い。
一方、雑誌づくりと文筆家の才能を開花させていく椎名。
必然的に起こる目黒、椎名の対立。すべてが熱いエネルギーに満ちている。
浜本氏の目黒氏追悼エッセイにうるうる来ました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『本の雑誌』社史をベースとしたコミカライズ『黒と誠』の第2巻。
こうした起業の宿命として、好きなことならどんな苦労も受け入れて極められる一方で、好きなことでも簡単に極められるほど現実は甘くないし、軌道に乗れば乗るほどに好きなこと(あるいは本業)をする時間自体が削られていく……などのジレンマがてんこ盛りになり、本の雑誌社においても例外ではなかったようです。
そうした問題を乗り切るべく経験に即したユルい社風を定める目黒氏や、抜群の編集者センスと作家の才でスクラップアンドビルドしていくシーナ氏がそれぞれに魅力的で、2巻もとても面白く読み進めることができました。
そしてこれも起業につきものの「創業者同士の対立」も2巻では描かれます。この危機に直面した主人公2人のバトルと和解の過程が実に彼ららしく、ユーモアとバディ感に溢れていて楽しいので、2巻を読まれる方はお楽しみに。 -
最っ高のバディ物なのかもしれない。こういう熱さが自分にもあったらよかったのに。(とりあえず社史はちゃんと読もうとおもったよ)
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やっぱりいいなあ。黒と誠。最後までこのマンガの出版が続きますように。懐かしくなって、本の雑誌 創刊号から10号までの復刻版、メルカリで注文しちゃったよ。
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