聞くこと、話すこと。~人が本当のことを口にするとき [Kindle]

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  • 大和書房
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感想・レビュー・書評

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  •  噛み締めるように読んだ。敬愛する坂口恭平さんや上間陽子さんたちの言葉とインタビューを紹介しながら、ユンさんの文章が今の私のコンディションにぐいぐいと入ってくるのが分かる。

     あるインタビューセッション(1対1形式のカウンセリングのようなインタビュー)での文章がとても印象的。

    <困っている人や泣いている人が目の前にいたら、なんて言いますか?>
    <「大丈夫ですか」とか「どうしましたか」と言うと思う。>

     そして、貴方は貴方自身に声かけをしてきましたか?と来て、セッション相手でもないのに、私は口ごもってしまった。

     他にも、感情移入と投影の違いが分けられていない人が多い、といった言葉も刺さった。

     また、私たちは情報で溢れかえった自分自身にマッチする正解への適応をしがちだが、それは本当の変化への適応には及ばない、といった指摘にもラディカルだなあと驚いた。

     ユンさんの関心はちょっと社会学者の岸政彦さんと重なったり、坂口恭平さんと重なるところもあると思い、親近感が湧いたので、また周回して読もうと思います。

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著者プロフィール

1970年神戸市生まれ。インタビュアー&ライター。政財界人やアスリート、アーティストなど約1000人に取材し、その経験と様々な武術を稽古した 体験をもとに身体論を展開している。
主な著書に『さよなら、男社会』(亜紀書房)、『異聞風土記 1975-2017』『親指が行方不明』(以上、晶文社)、『モヤモヤの正体』(ミシマ社)、『脇道にそれる』(春秋社)など。

「2022年 『つながり過ぎないでいい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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