ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち [Kindle]

  • 朝日新聞出版
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感想・レビュー・書評

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  • 初めて聞いた言葉だった。ギフテッド。
    頭の良い人が生きづらいなんて想像もしたことがなかった。
    確かに高校生が小学生と同じ授業を受け、同じ遊びをしていたら退屈だよなぁ。
    人と同じことを求められる日本の社会では生きづらいだろう。
    難しいことだが、人と違うことを否定しないような社会になってほしいし、頭に入れていきたいと思った。

  • ギフテッドという言葉を耳にし、興味があったので読んでみた。多少、自分に関わるかも、という思いもあり。生まれて半世紀以上経つ中年オヤジにも関わらす。
    論文ではなくレポートなので、あくまで効率的な情報収集素材。そういう目で読めば役に立つ。なので、筆者ならではの説や解決策が提示される訳でもない。
    違和感があるとすれば「光と影」というタイトルとのアンマッチ。何が光と影なのか分からなかった。影の部分にフォーカスされている感じ。
    後半は教育や支援に関する取材記事なので、だからどうということでもない。もしや、ギフテッド教育の光と影、なのか?であれば少しは合点がいくかな。

  • 朝日新聞社の記事の続きのような形で、日本における高IQかつ社会との適合性が高くないケースが多いの人たちへの教育の状況を紹介している。高IQだから単に飛び級させればよいわけではなく、家庭、社会の理解がないとうまく才能を発揮できないというのは障害児に近いものがあり、その点日本の環境は先進の国に比べ遅れている。

  • 「ギフテッド」をキーワードに、キャッチーさを主軸にして都合よく面白そうな話を雑に並べた本で、大変残念な気持ちになりました。著者は朝日新聞のジャーナリストで専門家ではありませんし、当事者でもないので、本の質については幾分納得。

    当問題に直面している方や、真剣に考える必要に迫られている方には時間の無駄になるのでお勧めしません。しかるべき、経歴を持った学者の方が出している読みやすい本があるのでそちらを当たることをお勧めします(ジェームス T ウェブ 我が子がギフテッドかもしれないと思ったら)。しかしながら当キーワードを使って儲けたいと考えている方には、よいかもしれません。あるいは、日本の「世間」がどのようにギフテッド児を捉えているのかを把握するには役に立つかと思います。しかし、買うほどのものではなくネットで検索すれば十分かと思います。

  • https://honz.jp/articles/-/53601

    週プレ2023年7月17日号 著者インタビュー

    https://fujipon.hatenadiary.com/entry/darksideofgifted

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