グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない (&books) [Kindle]
- 辰巳出版 (2023年6月20日発売)


- Amazon.co.jp ・電子書籍 (468ページ)
感想・レビュー・書評
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オーディブルで聴了。結局は人間関係かー。
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久しぶりにじっくり読むに値する本。
いい人生が何なのか。
特定の人物を永年のインタビューでおいかけたハーハードの研究をもとにわかりやすく書かれている。
時代は違うかもしれないがいい人生を考えるには非常に参考になる本だと思う。
読み終わると大切な人に贈りたくなる本。 -
人生は良い人間関係こそ大事。
誰しも感じていることだけど蔑ろにしてしまいがち。
長期にわたる研究実績が淡々と書かれているだけに説得力がある。
50歳で心地よい人間関係に送れている人は80歳になっても満足度が高いと、、日々の過ごし方を見直すいい機会だったかもです。 -
豊かな人間関係こそが
人生を有意義にし、素晴らしいものにしてくれる。
そのためには、相手としっかり向き合い(注意と気配り)
共感する努力を怠らないことである。
当たり前に感じていることを、エビデンスベーストで構築している。JFケネディも被験者だったのには驚いたが。
斜め読みだが、それだけでもエッセンスは伝わる。
必要なときに、必要な項目を読み返そうと思う。
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人間関係を築くこと
仕事以外に自分が没頭できるものを持つこと
ふれあうこと
思い切って連絡してみる
人生を支えてくれる10人
他人に誠実な関心を向ける -
職場の人間関係が幸福度に大きく影響するという話、まあそうなんだろうね…とは思う。覚悟を促す内容だな。
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DIE WITH ZEROや、LIFE SHIFT、死ぬ瞬間の5つの後悔など読んだ上で、人生は、「可処分時間とお金を十分に得て、仕事はしすぎず、家族とすごす時間を増やせば幸せになる」というイメージが強かった。ただ、実際はそんな単純なものではない。
自分は医局をやめることである程度上の条件に近づいてきたが、幸福度が上がったかどうか疑問だった。
そこでこの本を読んだところ、刺さりに刺さった。
この本が主張するのは、良好な人間関係が健康や幸福度に密接に関与しているという、ある意味単純な結論だ。
ただし、この本の特筆すべき点はいくつかある
まずは、これが誰かの思いついた方法というわけではなく、科学的な本であるという点。縦断研究という、半端なく時間とお金と労力が必要な研究で得られた知見を1000円ちょっとで読めるのは、いい時代だ。
2点目は、家族だけでなく職場、趣味の合う友人などの人間関係、正確にいうなら、「人間関係を維持する力」=ソーシャルフィットネスが大切であるという主張を知ることができたこと。親友や知り合いは、一度できてもその関係を維持するのが大変だ。それをきちんと意識して注意を向ける努力をすることで、よき人間関係が得られる。
良い本だった