ダークグラス [Blu-ray]

監督 : ダリオ・アルジェント 
出演 : イレニア・パストレッリ 
  • アメイジングD.C. (2023年9月6日発売)
3.50
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988166203960

感想・レビュー・書評

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  • おもしろ……かったか?
    かといって、つまらな……かったか?
    「サスペリア」世代ではないが、江戸川乱歩の所謂「残虐への郷愁」を覚える者として履修して見たら、あっという間に虜になってしまったくらいのアルジェントファンではあるが。
    そしてもともとアルジェントってこんな微妙な作風だったぞと原理主義者ふうに擁護したい気持ちもないではないが。
    で、実はアルジェント、宮崎駿と一切違いで、ちょうど同じく10年ぶりの監督作発表。
    戸惑ったのは「君たちはどう生きるか」でもそうだったが、その後にじっくり考えたいのは駿作。
    本作は2022年にアルジェントの新作が見られるだけでありがたい、という感想がネット上にはあるが、
    駿作はそれだけではない棘がある。本作には感じられない。
    駿のワーカホリックが奏功しているのか。別に対決じゃないけど。
    公式サイトに「Love Letter」として寄せられたおじさんたちのコメントが、わかるような、郷愁漬けで新たなものが感じられないような。
    少なくとも駿作にこんなコメントをする人はいなかったな、と。

    ちょっとだけ感想を。
    ・盲導犬のくだりは「サスペリア」で恐ろしかっただけに、こういう顛末になって、よかった。
    ・また「わたしは目撃者」もそうだが、盲目への何かしらのこだわりがあるのかな。
    ・主人公の佇まいはグッド。
    ・グダグダを感じさせる唐突な蛇……絡みつかれるということへのこだわりも?

  • ダリオアルジェントにしては、インパクトが弱かったが、まあ楽しめたか
    ちょっと自分の好みからすると、人道的?すぎて迫力がなかった

  • ★★★
    イタリアホラーの巨匠ダリオアルジェント監督。
    訳のわからないシリアルキラーに狙われて事故って盲目に。
    それでも追ってくる犯人に立ち向かう。
    もっと面白いかとおもったが拍子抜け

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著者プロフィール

1940年、イタリア・ローマ生まれ。世界中のクリエイターに影響を与える“ホラーの帝王”。映画プロデューサーの父親と写真家の母親を両親に持ち、新聞『パエーゼ・セーラ』で映画批評を担当したことから映画との関わりが始まる。セルジョ・レオーネ監督作『ウエスタン』(1968)でベルナルド・ベルトルッチとともに原案に携わり、以降数々の脚本を手がける。『歓びの毒牙』(1970)で映画監督デビューを飾り、『わたしは目撃者』(1971)、『4匹の蠅』(1971)の“動物3部作”でジャッロ映画の人気監督の地位を確立。『サスペリアPART2/紅い深淵』(1975)でその名は世界に知れ渡り、『サスペリア』(1977)はオカルトの新境地を切り開いた名作として、ホラー映画史上の金字塔となった。
その後の監督作品に、『インフェルノ』(1980)、『シャドー』(1982)、『フェノミナ』(1985)、『オペラ座 血の喝采』(1987)、『トラウマ/鮮血の叫び』(1993)、『スタンダール・シンドローム』(1996)、『オペラ座の怪人』(1998)、『スリープレス』(2001)、『デス・サイト』(2004)、『サスペリアテルザ/最後の魔女』(2007)、『ジャーロ』(2009)、『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』(2012)など。2023年には10年ぶりの新作『ダークグラス』が公開された。2019年にはイタリアのアカデミー賞と呼ばれるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞のダヴィッド特別賞を受賞。

「2023年 『恐怖 ダリオ・アルジェント自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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