湯治場のぶたぶた (光文社文庫) [Kindle]

  • 光文社
3.92
  • (3)
  • (5)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (175ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • えー!ぶた?
    だけでも吹き出しちゃうのに
    なに?湯治場〜(笑)

    そう、彼は正真正銘のぶたぐるみ
    だけど、車は運転するし
    美味しいご飯はつくるし、琵琶はとるし(笑)
    美味しいコーヒーやスイーツまでつくるし
    も〜 最高なひ、いや、ぶたのぬいぐるみだ

    湯治場なので
    療養が必要なゲストが次々に訪れ
    彼に唖然としながら
    結局は彼に癒されていくのだ

    いや〜
    アリだね(笑)
    私も美味しいスイーツやコーヒーをいただいて
    ゆっくり温泉につかって
    ぶたぶたに癒された〜い!

  • Audibleで。哲学的だった。早く新作が読みたい。

  •  あるひなびた温泉宿に豚のぬいぐるみが やっている旅館があり、料理は美味しくて 何度も来たくなる旅館に泊まりに来る客が カウンセリングを受けたりすることとで、 元気を取り戻す素敵な物語です。

  • Audible

  • 私が出会ったどのホテル、宿の中でもサイコーのぶたぶたさんのお宿。
    登場場面、登場人物、景色と3Dで私の頭に想像出来ました。
    次はどのぶたぶたさんに会いに行こうかな?

  • 安定のぶたぶたさんだった。今回は3話構成で少し短かったのかな?とは思った。湯治に初めて来た女性、湯治屋で働くバイト、湯治屋の常連さんが主人公だった。自分も温泉が好きでデジタルデトックスもした方が良いとは感じているため、実際にあったら行ってみたいと思わされた。

  • 今回のぶたぶたさんは湯治場旅館の経営者兼料理人。そして、身体的な病気療養だけでなく、心の病や悩み事に対してのカウンセリングもする。温泉に浸かってぶたぶたさんの料理を食べ辺りを散策する数日間を過ごし湯治客は癒される。料理もとても素朴でこんなのんびりとした数日間を過ごしてみたい。泣けない女性と事故で片腕を失い幻肢痛に悩む女性に「あるはずのない痛みと、あるはずのなのにない痛み」と様々な心の痛みを治してくれる。

  • つめたくてあまい、枇杷のコンポート。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九六四年、埼玉県生まれ。八五年、矢崎麗夜名義で星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞し、八九年『ありのままなら純情ボーイ』で作家デビュー。主な著書に「ぶたぶた」シリーズ、「食堂つばめ」シリーズ、「NNNからの使者」シリーズ、『あなたのための時空のはざま』など。

「2022年 『おいしい旅 想い出編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

矢崎存美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×