イェール大学集中講義 思考の穴――わかっていても間違える全人類のための思考法 [Kindle]

  • ダイヤモンド社 (2023年9月12日発売)
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みんなの感想まとめ

人間の思考のクセやバイアスに焦点を当て、行動経済学の視点から解説する本です。具体的な事例や実験を通じて、確証バイアスや損失回避といった心理的要素が我々の判断や行動に与える影響を明快に示しています。特に...

感想・レビュー・書評

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  • この本は「行動経済学」について書かれた本です。
    様々な研究結果が掲載されていて参考になりましたー。
    「自分に自信が出来れば、未来を信じる力が出来る!」という内容は、刺さりましたー。
    読み物としても楽しい本でした!

  • 思考のバイアスをわかりやすくまとめている。ロバート・チャルディーニの影響力の武器に近い気がしたが、見返してみるとそうでもないのかな。すべての選択肢を並べないと決められないのはあるある。恵まれているんだろうなあ。BTSを学生に踊らせてみるところなどは今風だと思う。

  • この書籍は、人間のバイアスに焦点をあてて、行動経済学の視点から様々な事例や実験を通じて解説されています。著者は確証バイアスや損失回避などのコンセプトを明快に展開し、具体的な事例、例えば車のセールスマンの戦術についても触れています。また、「流暢性効果」に代表されるような心理的要素がどのように我々の判断や行動に影響を与えるのかを示しています。特に、BTSのダンスの例などは、学生に対する講義を通じて、これらのバイアスが日常生活においてどのように機能するのかを明示的に示しています。この本は、人間の思考のクセやバイアスに対する理解を深める手助けとなるだけでなく、それらをどのように克服するかについても有益な対処法を提供しています。面白く、教育的で実用的な内容が満載されている1冊でした。

  • 人は必ずバイアス/思い込みにより物事を判断し、行動してしまう。その仕組みを解き明かした本。
    ⚫︎アメリカの高校生100万人の内、リーダーシップ能力について自分が平均以上と答えたのは70%、周囲とうまくやる能力について60%が上位10%に入ると答えた。
    ⚫︎メタ認知:何かを認知してるかどうかを認知する能力。取るべき行動を教えてくれる能力。
    ⚫︎ヒューリスティック:経験則や直感による判断
    ⚫︎確証バイアス:自分が信じているものの裏付けを得ようとする
    ⚫︎正しい判断のためには:大数の法則(データは多ければ多い方がいい)、平均への回帰(たまたまのラッキーは永遠に続かず、必ず平均値に近づく)、ベイズの定理(事象Aの場合Bだからとらいって、必ず事象Bの場合Aとはならない)
    著者の主張は、以下の通り。
    自分を卑下するべきではないが、自分を過信するのもフェアではない。人は逸話や切り取り方に騙され、損失回避に囚われやすい。それらを知った上で人と付き合うことでうまくいき、他者に対してももっとフェアになれるはず。よりよい思考はバイアスが少ないので公平性が増す。

  • 内容はかなり面白く、人間の思考の特性をよく理解することができた。本書の内容自体は他の心理学を題材にしたような書籍と重複していたため、読んだ時のインパクトが若干低かったと思う。

    一方で、本書は他のビジネス✖️心理学の書籍と比べて、書いてある具体例がビジネスで使えるという内容ではなく、ついつい友達にも話したくなってしまうような興味を引く内容になるように工夫をされている点に著者の人柄を感じそこに惹かれた。

  • 条件付き確率
    大数の法則
    平均への回帰
    ベイズの定理

    マキシマイザー
    サティスファイサー

    人は、自分の知識や感情を他者に重ねて考えることで、その人の考えていることがわかると過信する。
    相手から直接答えを聞かない限り、事実は正しく理解できない。

  • 認知心理学をベースにした本らしいが、書かれている内容は今はやりの行動経済学と内容と概ね一緒……のように素人目には見える。
    確証バイアスや損失回避など基本的な理論や法則が事例とともにとてもわかりやすく解説されている。
    余談だが。
    コンマリさんの「人生がときめく片づけの魔法」が心理学的にとても上手くできた方法だと述べられていて、なるほど、そういうことだったのか!と今さらながら深く納得した。

  • 2024/01/22初回
    読書ノート:https://note.com/futen_seisuke/n/n28dcddddfefa
    ★話題沸騰!早くも7万部突破!
    ★イェールで大講堂が毎週、異例の大満員!
    ★AIとは異なる「人間の脳」ならではの思考の罠とは?
    ★知的エリートたちが真っ先に頭に叩き込む、
    「論理的思考力」を伸ばす戦略と「理性の弱点」のすべて
    ★NYタイムズ・ベストセラーNo.1著者、アダム・グラント、
    ダニエル・ピンク、グレッチェン・ルービン他、絶賛続々!

    本書の著者は、学生たちが日々直面する
    思考の不具合に関する問題について
    「シンキング(Thinking)」という授業を開始したところ、
    大講堂が毎週、満員になる前代未聞の大人気に。

    ・人は論理的でも合理的でもない
    ・戦略的に「論理的思考力」を向上させる
    ・人は「自分のこと」がとても知りたい
    ・あえて「偶然」に身を委ねる
    ・誤謬を避けるには「大数の法則」を利用する
    ・「データサイエンスの思考法」で考える

    ノーベル賞研究から、BTSのダンスまで、
    ありとあらゆる角度から語り尽くして、
    世界最高峰のエリートたちを熱狂させている、
    伝説の「思考教室」、ついに日本上陸!

  • とにかく数多くのバイアスが紹介されまくっている!!!大学の人気の講義だったようだが、確かに講義として学べたら面白そう。

  • 「ファスト&スロー」を彷彿とさせる、なかなか興味深い内容だった。だけど、なぜか頭に入ってこない。理由不明だが、相性が悪いとしかいいようがない。不思議だ。

  • 思い込みというバイアスがかかるため、どうしても問題が複雑になるほどに間違いに陥ることを例を示して解説していた。
    比較的簡単に読めるし良い内容だった

  • あるあるということを沢山書かれており勉強になった。最後のことを原因と考えること。相手視点で考えられない、自分のことをわかってもらえないなど。すべてのエピソードが自分自身に当てはまるものばかりだった。

  • 思考の穴のタイトル通りに今日の50ドルと明日の50ドルは違うとか、人は100ドル得するときと100ドル損するときとでは受ける度合いが違うなど、日ごろ直面する思考の不具合に関する問題について書いています。
    米国株について株式の名称が市場でのパフォーマンスへの期待度合いに影響を調べたところ、「名称」に流暢性効果が生じる話は興味深い結果でした。

  • 確証バイアスだけでも意識できるようになりたいな。
    ただ知っているだけでは、意味がない。
    実際に何かを考えているときに、このバイアスのことを思い出せるようにならないとな。
    それが難しいことなのだろうけれど……

  • 認知心理学の本。
    人との関わり方を再度見直せます。
    自分の思考を理解すること。胸にグサグサくることもありますが、あ、そういう思考だからそう思う(行動する)のであるから、こうしよう。と生き方に変化を付けることが出来るようなる気がします。
    1,600円でこれが学べるなら安いんじゃないですかね?

    ■確証性バイアス
    ✓流暢性効果→頭の中で容易に処理できるものは、自分も出来ると思ってしまう
    └すごく良く分かる。子どものマリオカートを見てて、こんなの簡単じゃんって思ってやるけど、めっちゃ遅い。

    ✓人は基本的なメカニズムが分かると相関関係に因果関係を見出そうとする

    ✓流暢性効果の錯覚を打ち破るには、実際にやってみればよい
    └出来ない自分に絶望する笑

    ✓計画錯誤→何かを完了させるのに必要な時間と労力は、少なく見積もられがち
    └出来ると思っちゃうんだよねぇ。なんとなく。あとは、、見栄?笑

    ✓問診は「自らの疑いを確かめる質問」しか投げかけないため、自分がそうだと思う結果にしかならない
    └これはあらゆる人に良くあると思う。答えありきの問いかけ。気を付けよう。

    ✓確証バイアスは人間の適応能力を高めるため力。このおかげで認知能力が倹約できている。

    ■因果と推論
    ✓どんな出来事もそれが起こる”原因となりうるもの”は無限にある
    ✓原因と結果はたいてい、その大きさや特徴がマッチする
    ✓ある現象が起きた原因がひとつ明らかになると、原因となりうるその他の要素は考慮されなくなる
    └相関・推論・因果は丁寧に見ないといけない

    ✓しなかったことを後悔するより、したことを後悔する方が多いのは、「取れたかもしれない全ての行動」より「取らなければ良かったと思う行動」の方がはるかに思い浮かべやすいから

    ✓人は気分が落ち込んでいると、その気分を裏付ける記憶を何度も考えてしまう。なので、反芻は問題を解決する妨げになることもある
    └あーしたから。こーしたから。って考えますもんね

    ✓たった一つの答えを追及しないこと。原因を問う質問に対して、100%これだと確信できることは絶対にない

    ■具体と抽象
    ✓具体的な事例は抽象的な記述に比べてはるかに影響力が強く、記憶に残る

    ✓人の思考は基本的に5感で感じ取れるものに基づいて行われる
    └要は人は論理的に物事を判断してないってことですね

    ✓人は記憶から取り出しやすい出来事ほど、頻繁に起きていると思い込みやすい
    └自分の周りのことが、世の中の当たり前を思っちゃうのと一緒ですね。


    ■損失回避
    ✓ほとんどの人は勝率が2.5:1にならないと参加しようとしない(買ったら250円もらえて、負けたら100円失う)

    ✓保有効果→自分の物になった途端に、失うのが惜しくなる
    ✓持ち主は買い手より高い価値を見出す→”愛着”はそれほど関係ない

    ■自己中心性バイアス
    ✓人は何かを近くすると、自分が持つ知識に照らしてそれを解釈する
    └多分、そうしないと理解できないんじゃないかな

    ✓他者の心を理解し、自分の思いを明確に伝える能力を確実に向上させる方法は「素直に伝える」だけ。
    ✓他者の心を読もうとすることが大きなストレスになりうることを示す研究が次々と発表されている

    ✓事実を集めない限り、事実を正しく把握することは出来ない
    └めちゃくちゃ当たり前のことだけど、他者の心から事実を取り出すのはやはり困難

  • 私は、お菓子があると我慢できずに食べてしまう。家に一人でいると、やるべきことをやらずにゴロゴロしているような、自分に甘い、計画性がない人間である。

    この本を読むと、多くの人が私と同じように、目の前の誘惑に負けてしまうことがわかる。
    また、今得られる報酬と、将来得られる報酬とを比較したとき、かなりの上積みがない限り、今得られる報酬を選択することがわる。
    人は、損失回避バイアスが強く、将来が遠ければ遠いほど、利益を具体的にイメージすることが難しい生き物らしい。確率論を使えば、どれほど有利な条件かが一目瞭然でも、損をすることを強く恐れるものらしい。

    この本を読んで私が最も学んだことは、多くの人が何かの依頼を受けるとき、期限が長ければ長いほど、簡単に承諾してくれることだ。
    依頼内容が困難でも、その困難さを安易に見積もり、自分の予定があっても大丈夫だと考えてしまう。
    期限までに時間があることで、気が大きくなる。
    だから、困難なことを依頼する際は、最大限期限に余裕を持って、相手を油断させることが肝心である。

    この本には、思考の穴が数多く書かれており、エビデンスも丁寧に記載されている。
    ぜひ一読されることをおすすめする。

  • バイアスについて学術的研究と専門性に照らし合わせて、非常にわかりやすくまとめてあり、満足度が高かった。

  • 読書メモのみ

    ・人は論理的でも合理的でもない=確証バイアス
    ・確証バイアスは、人が「自分が信じているものの裏付けを得ようとする」
    ・悪循環を生み出す確証バイアスは、私の知る中で最悪の認知バイアス
    ・「知的な人」が陰謀論にはまる理由
    ・賢い人の方がバイアスのかかった解釈にとらわれやすい
      ⇒ 彼らは自分の意見に矛盾する事実をごまかす術をたくさん心得ている

  • 認知バイアスの話。具体例が豊富で,これが授業だったら結構面白いんだと思うんだけど,その熱気までは伝わってこない。手元に置いておいて『認知バイアス事典』と同じ使い方になるのかな。

  • 所々に著者がポロッと言う発言がすごいバイアスかかっている気がする。わざと書いているのだろうか。

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