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感想・レビュー・書評
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夕木春央さん著『十戒』の概要と感想になります。
概要です。
伯父との僅かな思い出だけが残った島に、私は少し気弱な父とリゾート開発を企画したい業者の人たちと訪れる。受験勉強の息抜きを兼ねて数泊の下見で終わるはずであった島での時間は、一人の死と戒律によって軟禁生活へ変わってしまった。
感想です。
『方舟』で話題を集めた夕木春央さんの旧約聖書を連想させる本作『十戒』も多くのレビューが集まっていますが、私には『方舟』の時にも感じた「物足りなさ?」「後味の悪さ?」をまた受けています。ファンの方は不快に感じるかも知れませんが、登場人物たちの生気を感じないというか作中で演じさせられている印象を持つのです。そう感じるのは私だけなのかもですが、また次回作も追いかけていくと思います♪ -
方舟が衝撃だったので、読んでみた。
…
浪人生の里英(りえ)は、叔父が所有していた島がリゾート化されることをきっかけに、父とリゾート開発に関わる会社の人達と、島に視察に行くことになった。
一晩明けて会社の1人が死体で発見。そして犯人が残した「十戒」のメモ。
十戒の内容は、「犯人を見つけてはならない、脱出を試みてはいけない」
ルールを守らなければ、全員死ぬというもの。
生きて帰るためには、犯人の十戒に従わなければならない。
…
十戒を破ってはいけない緊張感、見えない犯人への恐怖が常にあるが、真相がわかった後、そうじゃないってことがわかった。
これまで見てきた心理戦は表面しか見えていなかった。犯人が怖い。
2024年12月13日 -
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2023/08/15
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こまるちゃん、おはよう!
確かにカレー率(*´艸`)笑
花嫁の家と共に、ネタバレトークしようねヽ(´▽`)ノ♡こまるちゃん、おはよう!
確かにカレー率(*´艸`)笑
花嫁の家と共に、ネタバレトークしようねヽ(´▽`)ノ♡2023/08/15
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亡くなった伯父の所有する無人島のリゾート施設化のために下見に行った私(里英)たち9人は翌朝1人人数を減らし、犯人からの十戒に縛られる。
特殊設定ミステリ。
方舟より十戒の方が好きという声に共感した。
方舟と違い今回は余韻を長々と引きずらなくてよさそうなのが救い。 -
クローズドサークル
命がかかった逃げ場なしの殺人事件が描かれている
犯人の意図に興味津々で一気読み!驚きの連続に心が震えた
どうにか脱出方法はないのかと考えながら 犯人の指示に手を焼く展開に引き込まれていく
読後はこの興奮を共有したくてたまらなくなるでしょう
まさかのまさかだった… -
「方舟」のほうを読んでいないので
(内容紹介を読むと閉所恐怖がある自分には
辛そうな気がした)
この作品だけの感想になってしまうのだけれど。
早い段階で、犯人がわかってしまい、
(鈍い私でもわかりやすかった)
その人の言葉に
いちいち胡散臭さを感じてしまった。
大室と里英の親子がよくわからないというか
不穏な雰囲気がありそうで
ミスリードなのかな、と思いつつ。。
大室の
「〜なんです?」という言葉尻が
気になって集中できなかったり。
設定は色々と面白かったのだけれど
個人的には合わなかった。
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個人的には読後感は「方舟」よりも良かったです。最後の展開は方舟よりもスリルはないけれど、じわじわと沁みていくような雰囲気は十戒の方がありました。結果こっちの方が好きです。
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★3.8くらい
前作に引き続き面白かった。方舟が良過ぎたから本作に期待していたところ全く裏切られず面白かった。すごい。凄すぎる。
フーダニットとクローズドサークルがお好きなbmakiさんには合っていますよね^_^
『十...
フーダニットとクローズドサークルがお好きなbmakiさんには合っていますよね^_^
『十角館の殺人』は既読ですよ♪
Hulu独占配信はフォロワーさんのレビューで知りました。配信後の評判は気になりますが、私はHulu無契約なので見送りです(^_^;)
小説を先に読んでるとやはり少し物足りないかもです。
小説を先に読んでるとやはり少し物足りないかもです。
物足りなかったですか(^_^;)
『推しの子』もですが映像化のハードルは、読者のイ...
物足りなかったですか(^_^;)
『推しの子』もですが映像化のハードルは、読者のイメージと合わせにくいですよね。