- Amazon.co.jp ・電子書籍 (506ページ)
感想・レビュー・書評
-
本書の前作『超ミニマル主義』が個人的に大当たりの本でしたので本書も読んでみました。結論から言って本書も大当たりでした。運動、食事、人間関係、お金、生き方、それぞれ1冊の本で取り上げられるような話題が、1冊にシンプルにまとまっていました。少しづつのおかずがバランスよくよせられた幕の内弁当のような1冊でした。
主観ですが、筆者はかなりストイックな方だと感じました。例えば丸一日断食することも月1でありますし、山を何日もかけて登ります。また、ニュージーランド在住で、配偶者や子供もいるのに、1月10万円で暮らせると言います。さすがはミニマルライフを過ごされている方だなと感じました。
しかし、本書の内容は非常に一般人向けでした。例えば断食は丸一日ではなく、16時間のファスティング(睡眠の4時間前に食事をする→8時間寝る→4時間白湯や味噌汁で朝を乗り切りブランチを食べる)を金曜日など翌日が休みの日にすればいいと比較的簡単です。
運動もハタヨガを20分、超スロージョグを15分でいいといいます。ストイックに極めたうえで読者の目線まで膝を折ってレベルを合わせてくれる本書は本当にためになることばかりでした。2札連続の当たり本オススメです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「超ミニマル主義」の続編。
どうでもいいことに注ぐ労力・お金・時間を最小化して、可能性を最大化するための合理的な人生戦略が書かれています。
運動、食事のところが参考になった。
やってみようと思ったことは、
・超スロージョグ(話せるくらい、口呼吸にならないくらいのスローペース、遅い午後に着替え、シャワーまでで1時間以内でできると習慣になる)
・一汁一菜(汁は豆腐多めの具だくさん味噌汁、菜は漬物、納豆、キムチといった伝統的な発酵食)
・1口30階噛む、忘れがちなので食事の一口目を100回噛むといい。 -
自分自身が好きな分野(健康まわり)がかなり厚めにまとめられていて、まさに自分の大切にしている考えがそのまま本にまとめられているような本。
生産性高く生活するには、土台が重要。その土台を安定させる上で大切な知見が一冊にまとまっている。
キャンドルナイト、セルフケアタイムは丁寧に確保していこうと思わされ早速実践。サステナ関係の情報もありがたい! -
step5までの、身体や食事、ストレスへのアプローチ部分は最近読んでいた本にも通じるところがあり、理解を深める形で読み進められたけど、stap6の人付き合いあたりからあまりしっくりこなくなってしまった。
あと全体的にやはり比較的極めてる人だなと思うので、一応一般人でも取り入れやすいレベルのことでは書かれているけど、根本が極端に感じてなかなか共感や実感しながら読むことが難しかった。 -
なんか違うなと感じるのだが、何が違うのかうまく説明できない。
極端な失敗例との対比で自分の生き方を良い生き方として描いていて、極端に良くない例にも共感できないし、筆者の生き方も筆者ならではの特殊事情だからできたように思う、またそれがいいと感じるかはかなり価値観によると思う。
自分のペースで働くことを重視して上昇志向を捨てる、これは本当に楽しいのか?向上心が最も強い強みな人間としてのアンフィット感がある
目的としての成長は違うが、手段としての成長はありうる、これは激しく同意
生活の質を落とせるか
ボロい車、質素な生活、見栄を張りたいわけでもなく、欲しいと思って買うこともあり、そのために働いてるわけでもないが買うこともある
仕事の位置付けも、楽しいならやり続ければ良くて、最低限の食い扶持を稼ぐ逃げの位置付けにする必要もない。
健康法の熱意が強いが、自分でこうだったからという理由が多く本当なのか?疑問
ペルソナが働きすぎ、寝不足、ストレス発散のための暴飲暴食みたいなところでだいぶ違う
fire実践が終盤、fire仕事自体が趣味というケースを考慮してない
-
きのう立ち寄った書店で、偶然本書を見つけて読んでみた。
刺さった。
貫通した。
競争社会であくせく働くことにずっと違和感があった。
窓のない小さなオフィスのなか、つねに誰かに管理され、命令され、会社のために貴重なプレイベートの時間を無償で捧げる日々に疑問があった。
誰とも争わず、成果を求められるプレッシャーに心を削ることもなく、ちょうどいい心地の環境で減速した生き方がしたかった。
貯蓄を進め、自分のビジネスを育て、お金の問題から少しずつでもいいので自由になる。そして、会社に奪われ続けていた時間をこの手に取り戻す。
けれど同時に、筆者のおっしゃる「社会にコミットしたい」という思いも大切にして、自分のできることや好きなことで社会貢献しながら生きていく。
すばらしい。
すばらしすぎる・・。
そんな素敵な生き方をするために、もうムダなものは何一つ要らない。
見栄のために、高い買い物をするのはやめよう。
タバコを吸うのは百害しかないから、やめよう。
悩みのタネになる人間関係は、思いきって手放そう。
自分で稼げるようになり、小さな事業で独立しよう。
そして、社会の価値基準に惑わされるんじゃなく、「自分自身が本当に幸せだと思える人生」を作っていこう。
やってやる。かならず。 -
ミニマリスト四角大輔が長年かけて突き詰めた「ミニマル・ライフ」についての指南書。
ここに語られる人生哲学の一つ一つが本当に自分が求めていた言葉に近かった。
体の軽量化→食事の軽量化→ストレスの軽量化→人間関係の軽量化→働き方の軽量化という順番で、身軽さで現代社会をサバイブするに必要なことを存分に教えてくれた。
いつでも読めるように近くに置いておきたい一冊 -
色んな考えの人がいるんだなと思った