問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン [Kindle]

  • 大和書房 (2023年8月9日発売)
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みんなの感想まとめ

問いを立てることの重要性やその技術を深く探求する内容が魅力的な一冊です。読者は、思考を深めるための質の高い問いの立て方や、問いが持つ性質について学びます。特に、冒頭の森元総理に関する鋭い指摘や、最終章...

感想・レビュー・書評

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  • 考えることは問うことから始まる。この本で問い方を学べば質の高い思考スキルが身につきます。特に冒頭の森元総理の発言に関する痛快な指摘と最終章の「問わない方が良い問いの話」は共感できる点が多く気づきも多いのでお勧めです。

  • 記録

  • 最近、対話について考えていたところ、哲学対話に注目。調子に乗って参加したりもしている。しかし、今ひとつ、何を何のためにしているのか、何が『良い』対話なのかが見えない。youtubeで、梶谷真司先生の哲学対話についての解説が非常にわかりやすく、この本に行き着いた。哲学対話、子ども哲学についての本は色々出ているが、問いを立てることの意義、問いの立て方などなど、私でも理解できる言葉で解説してありありがたい。人間がそもそも持っている思考の癖、知っていること=正しいことと思いがち、いったん身についた「通説」を疑うことの難しさ、悪いことを真実と思いたがる等々書かれた後、それに対して、自分の持っている知識・知性はいったん置いて謙虚になり、自分の好奇心に従って問い、あらためて考える。問いは思考に新たな視点を与え、思わず自分が囚われていたものに気づく。後半は問いの立て方、意味から問う、本質を問う、前に後ろに上に下に・・・と様々な視点の持ち方と共に、ふさわしくないテーマとその理由まで解説されている。哲学対話に参加する前に読んでおけばよかったな。

  • 問うという行為に潜む性質を学べる本。本書は問いとは何で、なぜそれが大切で、どのような問いが良い問いで、いつが問いのやめ時なのか、などという、問いに関するありとあらゆる方向から見たその性質を具に述べる。普通に生きているだけでも、世の中には的を得ない問いが腐るほどあることに気付く。そんな世の中で物事を本質的に見て、考えるべきことに頭を使うにはどうしたらよいのか、そのヒントを得られる書物だったように思う。

  • 哲学的に「問うこと」について、方法から実践までわかりやすく書かれています。日々の振り返りで常に自分に問う形式をとっている私ですが、本質・理由・要点・方向・大きさのバリエーションを増やすきっかけをもらえました!
    (推薦者 ノリ@サポーター)

  • ふむ

  • 読みやすい。問いを考える際のフレームワークとして活用出来る。

  • 善く生きるための思考のレッスンといったところでしょうか。具体例も豊富で言わんとする方向性はつかめたように思う。人間として、日常生活の選択時にしっかり思考したい。

  • そもそも、何のために問うのか?
    目的をもって問う
    ①知るために問う
    ②理解するために問う
    ③考えるために問う
    ④想像するために問う
    ⑤自由になるために問う

    具体的に何を問うのか
    問いの種類と役割を知る
    ①「意味」を問う
    ②「本質」を問う
    ③「理由」を問う
    ④「方法」を問う
    ⑤「状況」を問う
    ⑥「関係」を問う
    ⑦「事例」を問う
    ⑧「要点」を問う
    ⑨「意見」を問う
    ⑩「真偽」を問う

    実際に、どのように問うのか?
    問いの方向を決める
    ①一方向的に問う
    前に進む、後ろに進む
    上に進む 一般的な観点、より広い観点、全体を見る視点
    下に進む 意味を問う、理由を問う、根拠を問う、方法を問う
    ②多方向的に問う
    比較する
    違う視点から見る
    反対の立場から見る
    時間軸を移動する
    空間軸を移動する

    問の大きさを変える
    ①小さい問から大きい問へ
    個別具体的な問いから一般抽象的な問いへ向かう
    バラバラのものを一つの観点からまとめる
    ②大きい問から小さい問へ

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著者プロフィール

梶谷真司
東京大学大学院総合文化研究科教授。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。専門は哲学、医療史、比較文化。近年は学校や企業、地域コミュニティなどで「共に考える場」を作る活動を行い、いろんな人が共同で思考を作り上げていく「共創哲学」という新しいジャンルを追求している。近著に『考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門』(幻冬舎、二〇一八年)、『書くとはどういうことか 人生を変える文章教室』(飛鳥新社、二〇二二年)、『問うとはどういうことか 人間的に生きるための思考のレッスン』(大和書房、二〇二三年)がある。

「2025年 『ジブンの世界はジンブンでできている ―わかったことしか書かない哲学者×「研究」に興味がない考古学者×悩めるフィクション研究者―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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