- Amazon.co.jp ・電子書籍 (185ページ)
感想・レビュー・書評
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考えることは問うことから始まる。この本で問い方を学べば質の高い思考スキルが身につきます。特に冒頭の森元総理の発言に関する痛快な指摘と最終章の「問わない方が良い問いの話」は共感できる点が多く気づきも多いのでお勧めです。
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問うという行為に潜む性質を学べる本。本書は問いとは何で、なぜそれが大切で、どのような問いが良い問いで、いつが問いのやめ時なのか、などという、問いに関するありとあらゆる方向から見たその性質を具に述べる。普通に生きているだけでも、世の中には的を得ない問いが腐るほどあることに気付く。そんな世の中で物事を本質的に見て、考えるべきことに頭を使うにはどうしたらよいのか、そのヒントを得られる書物だったように思う。
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哲学的に「問うこと」について、方法から実践までわかりやすく書かれています。日々の振り返りで常に自分に問う形式をとっている私ですが、本質・理由・要点・方向・大きさのバリエーションを増やすきっかけをもらえました!
(推薦者 ノリ@サポーター) -
読みやすい。問いを考える際のフレームワークとして活用出来る。
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善く生きるための思考のレッスンといったところでしょうか。具体例も豊富で言わんとする方向性はつかめたように思う。人間として、日常生活の選択時にしっかり思考したい。
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そもそも、何のために問うのか?
目的をもって問う
①知るために問う
②理解するために問う
③考えるために問う
④想像するために問う
⑤自由になるために問う
具体的に何を問うのか
問いの種類と役割を知る
①「意味」を問う
②「本質」を問う
③「理由」を問う
④「方法」を問う
⑤「状況」を問う
⑥「関係」を問う
⑦「事例」を問う
⑧「要点」を問う
⑨「意見」を問う
⑩「真偽」を問う
実際に、どのように問うのか?
問いの方向を決める
①一方向的に問う
前に進む、後ろに進む
上に進む 一般的な観点、より広い観点、全体を見る視点
下に進む 意味を問う、理由を問う、根拠を問う、方法を問う
②多方向的に問う
比較する
違う視点から見る
反対の立場から見る
時間軸を移動する
空間軸を移動する
問の大きさを変える
①小さい問から大きい問へ
個別具体的な問いから一般抽象的な問いへ向かう
バラバラのものを一つの観点からまとめる
②大きい問から小さい問へ
著者プロフィール
梶谷真司の作品





