おひとりさま日和 (双葉文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • これはそう遠くはない、私の姿?と、思う場面が多々。でも、人っていくつになっても変わることができるんだ。これからの人生に、勇気を貰えた一冊でした。あれこれと悩んだり迷ったりしている時に、是非読んでほしい作品でした。ところで、おひとりさまって、女性だけ?男性版は?なんてこと考えるのは私だけ?
    因みに私が好きな作品は「リクと暮らせば」「サードライフ」です。

    • みっくんさん
      初めまして。確かにメインの登場人物が女性だったので、書いているのが女性作家さんだからなのかなぁ?って思いながら読んでました。
      初めまして。確かにメインの登場人物が女性だったので、書いているのが女性作家さんだからなのかなぁ?って思いながら読んでました。
      2024/02/08
    • ハリィさん
      初めまして。コメントありがとうございます。男性版出ないでしょうかねェ。
      初めまして。コメントありがとうございます。男性版出ないでしょうかねェ。
      2024/02/08
  • 庭つき持ち家 上野順子84歳
    持ちマンション ナツ68歳
    山の古民家 十和子48歳
    蓮見頼子57~58歳 中学教師
    庭つき持ち家 滝本千枝子66歳
    賃貸マンション 成美53歳
    マンションオーナー 北見77歳
    短編6作品


    美味しそうなごはん描写のある話しもあって、チョット嬉しいユキノシタのみじん切り?
    どんな香りかしら?味は?


    自分もいつかは1人だもんね。
    自分の物語はどう紡ぎましょう





  • おひとりさまを描いたアンソロジー。「リクと暮らせば」と「最上階」がわりと好き。どの話も主人公は女性のおひとりさまでした。これからの時代ますます単身者世帯が増えてゆくだろうから、この本に登場したような人も実際いるのかもしれないなーと思いました。この本を書いている作家さんの作品を読んだ事がない方ばかりだったので新たな作家さんとの出会いになって良かったです。

  • 女性作家6名による、オトナ女子6名それぞれの「おひとりさまのかたち」が書き分けられる。

    人生の先輩方の暮らしに想いを馳せてしまう
    自分は彼女たちの年齢になったら
    どう考え?どう暮らしているだろう?
    家族といるのか
    パートナーといるのか
    しかし、これから人生何があるかわからない
    おひとりさまで迎える老後のほうが
    確率は高いのでは?

    ただ心配するのではなく
    寂しがるのではなく
    その時、私には何が出来るのか
    どう生きたいのか

    笑っていられたらいいな
    心から願わずにはいられない

  • 6人の女性作家によるおひとりさまを題材とした6篇。他の作品で馴染みのある作家さんもそうでない作家さんもそれぞれにいろいろな描き方を楽しめて、一冊てのお得感がとてもよく感じられた本でした。

  • 自由で気ままなおひとり様ライフ!の一方で孤独と不安ともお付き合いしつつ、6人の女性主人公それぞれの暮らしからそれぞれの生き方が垣間見える。自分の人生は自分しか決められない。人生楽しんだもの勝ち!

  • 新津きよみさんの「サードライフ」★★★★★

  •  旦那に先立たれた女性が一端、娘のもとでご厄介になっていたが、やっぱり娘の旦那に色々気を使わせてしまい、旦那が亡くなる前に一緒に購入した家で周辺住民とボランティアで生きがいを見つける話、会社で働き過ぎて疲れ生きる気力を失った女性が叔父の染め物業の後を継ぎながらピザなどを 自由気ままに作る話など、生きがいは人によって色々違うなと感じました。

  • ほのぼの良い話のアンソロジー。テーマは「おひとりさま」高齢になったら利用したいと思うサービス(レンタル番犬)(幸せお守りサービス)を題材にした短編もあり本当にあるのかが気になった。岸本さんのエッセイは何冊か読んだ事があったが小説読んだのは始めて。シュールなコメディで好みだった。その他全部の作品、とても良かった。

  • 表紙に惹かれて購入したが、読んでびっくりした。
    平均年齢が高い!
    まだ26歳の私にとって、84歳のおばあさんは未知の存在だ。だが読み進めるうちにどんどん没頭して、84歳の女性になり切ることができた。客観的に見る映画と違い、こういうところが本って素晴らしい。
    特に一番好きなのは大崎梢さんの「リクと暮らせば」。一人暮らしの不安な気持ちが、犬と接することによって和らいでいくのが良かった。
    全体的にどの主人公ものんびりとスローライフを楽しんでいる。毎日仕事で忙しすぎる私にとっては、そんなスローライフを擬似体験できてリラックスできた。
    若い世代の人にもぜひ薦めたい本だった。

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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