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感想・レビュー・書評
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掌篇小説25篇。全体的に脈絡なくふわっとした終わりかたに奇妙な味わいがある。突然幕が下りるのとも違う、「、(読点)」で終わるような不思議な読後感。
好きな作品は「川のほとり」「夜は更けゆく」「離婚熱」「コロナ追分」「塩昆布はまだか」「プレイバック」。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「これがわが最後の作品集となるだろう」と著者。いやいや、編集者氏同様そうは思いませんし、思えません。「コロナ追分」の毒気ある言葉遊びと批評精神などまさに往年そのものじゃないですか。筒井作品を飾る主人公たちが次々と登場する「プレイバック」。これにはさすかにジンときましたが…これも筒井流エンターテナー。決して“枯れ”などではありません。オススメです〜。
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なんですかね。
小説の体言止め。余韻が終わり。の様な短編集。 -
話しのオチ?が
よくわからなくて -
本人曰く「最後の作品集」
もちろんわしとて文芸誌にまだ掌編を載せている以上信じているのではないのじゃが、愛息伸輔氏に先立たれめっきり意気消沈してしまい、最近では入院したり手術したり齢九十にならんとする先生に一方的に期待を寄せるのも酷というもんじゃろう。
著者プロフィール
筒井康隆の作品





