- Amazon.co.jp ・電子書籍 (316ページ)
感想・レビュー・書評
-
ジュニア文庫と第5部の表紙を比べると、ローゼマインの成長が一目でわかる。30巻以上あったのに、あっという間だったなぁ~。
SSはベルティルテ視点の見習いのお仕事について。
素直なベルティルテかわいい。。
ギーベと貴族街出身の違いも読んでて興味深い。ライゼガングのレオノーレとゲルラッハのマティアスも派閥の違いで全然雰囲気が変わる。
アレクサンドリアになったら交流が増えるのかしら。
それより魔王との繋がりを求めてダンケルフェルガーからアレクサンドリアヘのディッターの熱烈なお誘いが増えそう(笑)
そして足元からオルドナンツが湧き出るという、本好き読者以外には絶対に通じないユルゲンシュミットのことわざも普通に出て来るけれど、ここまで読み込んできたから、本当に突然で驚くという意味だとすんなり理解できてしまう(笑)
そして半分を占めるQAの量…!!どんどんとより細かいところが知りたくなる。この情報量を求めて買っているといっても過言ではない。
もういっそQAだけの本好き詳細ガイドブックかwikiにして欲しい!
助け出されたフェルディナンドの魔王スイッチの答えとか、犯罪者の記憶を読んだエグランティーヌやジルヴェスターのこととか、一度に全部覚えられなくて、読み返すたびに新しい発見がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特典SSはフェルディナンド様救出に行く前に、側近たちがコースを選んだ経緯と見習いのあれこれ
ブリュンヒルデが側仕えを選んだ理由
ギーべの娘で跡継ぎ候補なのに文官ではないというのは、言われてみれば疑問だけど
その理由を説明されれば納得
確かに、時勢としてはエーレンフェストを出る事も候補に入っていて然るべきだし、だとすると他領に嫁としてではなく中央にという選択は必然
そして自分の能力との兼ね合いで、側仕えコースを選んだと
ベルティルデが側仕えを選んだのは、時勢が変わってローゼマインの側仕えとしての選択
「ベルティルデはローゼマイン様のために訓練を受けた唯一の側近」そんな経緯
香月美夜さんはキャラクターを登場させる前にその人がどんな人生を送ってきたかシミュレートするというだけあって、ただ単に物語に都合の良い理由になってないのが凄いよなぁ
Q&Aは本編書籍の最終巻発売前にしてこの質問量
私では気づかなかった疑問とか
やはり、読者の目の付け所に感心する
言われてみればそうと思えるのにね
メスティオノーラの書は自動で知識が掲載されるわけではなく、対象者が亡くなってからメスティオノーラが編集しているとのこと
そのタイムラグはどの程度なんでしょうね
となると、亡くなった人全ての知識が掲載されるわけではなく、メスティオノーラの恣意的な情報統制もされている可能性があるわけか
他の質問で、ユルゲンシュミットの技術に関しては、不要なものは神が制限しているというのがあったし
世界観として他の転生者がいるにもかかわらず現代的な技術が浸透していないのも頷ける
ランツェナーベの魔力を含まない武器防具や即死毒なんかも、今後はこの規制にひっかかったりするんだろうか?
流石に、神を殺せる可能性のあるものはヤバいですよね?
ゲオルギーネとラオブルートの暗躍というか密約
今まで明かされていないテロ関係に大きく関与しているのではなかろうか?
この二人、どこまでも己の信念に忠実よなぁ……
ローゼマインとフェルディナンドの歳の差に関する疑問
現代的な感覚で語ってはいけないわけで
そんな疑問を抱く人達の方が破廉恥だったのだ
他にも色々と興味深いQ&Aがあったので、また読み返す必要があるな -
文字のボリュームがすごくて読み終わるのに普通の単行本2冊くらいの時間がかかったかも。
楽しい -
作者さんも書いていらっしゃるけれど、ボリュームが年々増えていってます。
特にQ&Aコーナーの読み応えがすごいです。質問する側も答える側も、よくこんなに細かく考えられるもんだと感心しきりでした。読む前に「これから2時間をQ&Aに持っていかれても大丈夫か?」の確認と覚悟が必要です。
個人的に、最後の質問と答えがすごく好きでした笑 -
イラスト集に漫画、短編に大量Q&A!充実の内容で楽しめました、来月の最終巻が待ち遠しい!