なんかいやな感じ [Kindle]

  • 講談社 (2023年9月28日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 最初からゴールが決まった文章ではなく、言葉の持つファジーさとか複雑さと包容力などによって著者が見てきた平成時代とはどんな時代だったのかを示した書評。著者の記憶に密接に関連した時代の記憶であり、平成のどこかの時点で物心ついて生きてきた人にとっては共感だったり、自身の記憶との重なりにハッとすることが多いと感じる。忘れていた時代の匂いを思い出すこともある。
    決して一括りにしたり、包括することが目的ではなく、あっちに行ったりこっちに行ったりしながら時代を振り返り、現在の日本のどこにつながっているのか思考していく文章なので、割とポップに読める。タイトルだけを見て手にとってみると内容のギャップがあるような気もするけど、読み終わってみるとタイトル通りだったとも感じる不思議な一冊。

  • 有り F/タ/23 棚:25
    御津

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著者プロフィール

武田 砂鉄(たけだ・さてつ):1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年秋よりライターに。ラジオパーソナリティとしても活躍している。『紋切型社会』(朝日出版社、のちに新潮文庫)で「第25回 Bunkamuraドゥマゴ文学賞」「第9回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞。他の著書に『べつに怒ってない』(ちくま文庫)、『テレビ磁石』(光文社)、『「いきり」の構造』(朝日新聞出版)などがある。2025年、第28回みうらじゅん賞を受賞した。

「2026年 『そんな気がする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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