- 小学館 (2023年9月28日発売)
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感想 : 9件
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AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
人間関係や家族の絆について深く掘り下げた作品で、特に母との関係に悩む思春期の心情がリアルに描かれています。全て手書きのイラストが生み出す独特の雰囲気が、読者を物語の世界に引き込み、恐れや優しさが交錯す...
感想・レビュー・書評
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筆者曰く、思春期は母との関係にも悩んでいて、ぜんぶ出す覚悟で始めた作品だと。
もうドはまりして2日で読み切りましたよ、圧倒されましたよ、震えましたよ、なんて凄い作品なんだと。
スクリーントーンを一切使用せず全て手書きのイラストが全体の空気感を出して、怖い?いや、優しい?もうこの世界観に引き込まれますね。
おかげで私自身、母との関係性にも反省と言うか、考え方の変化(いい意味で)が起こりまして、今後の心構えも出来た気がします。
いや~漫画もいいですねー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終巻まで読んでの感想は、序盤こそ刺激的な展開だったけど、ベースにあるものは愛されなかった人は愛し方もわからなく人との距離感の取り方がわからず、共依存していく。それに囚われて連鎖していくことを「轍」として表現されているのかなと思った。後書き見る限り作者自身の体験を元にしているようで、自身の体験をここまで客観的に表現できる胆力には感嘆する
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凄い漫画だった。
自分自身家族のことではいろんなトラウマがあり、それが今の自分の生き方に少なからぬ影響を及ぼしていると思うので、色んなことを考えながら読んだ。
でもこの作者は幸せだ。こうやって自分の思いを世の中に発表し、大勢に聞いてもらえているのだから。 -
圧巻の心理描写に魅せられ、完結まで読み進めることができた。
母親の死を看取ることで、ひとつの区切りがつけられたのだろうか。
ほとんどセリフもなく、絵だけで進んでいくけれど、絵の力が圧倒的で目線だけでイメージが伝わってくる。
作者の半自伝と捉えていいのだろうか。
息苦しいのに、引き込まれてしまう作品だった。 -
この本を勧めた男友達は母親に重なる所が多くて主人公に共感したと言っていて、逆に私は母親側の立場で読んでいたので性別によって見方が変わるのかなと思った。
また、著者のあとがきでフィクションではなくて実体験から描いてることを知って面白くてリアリティある作品はより感情移入しやすい実体験に基づいてるものなのかなぁとも思った。 -
ページをめくる手がとまらない。
マインドコントロールの恐怖をここまでリアルに描いた作品を私はほかにしらない。
折り合うためには向き合えなければならない。
向き合うためには時をつみかさねばならない。 -
静一は母に殺された。静子もいろんなものに殺された。自分が受けられなかった愛を子どもには与えてあげたかった。でも自分の寂しさは埋まらなかった。負の連鎖が続くのを目の当たりにする時いつも思うのが、どこかで手を差し伸べる方法はなかったのかと…誰かが力になれる方法はあったのかと考えてしまう。とてもよい作品でした。読んでよかった。
著者プロフィール
押見修造の作品
