- 本 ・電子書籍 (497ページ)
感想・レビュー・書評
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作家 室見響子の遺作 「鏡の国」
面白かった。
登場人物響子はどっち?顔に残る火傷のあと、性格の違い、全然結び付かず必死で最後まで読んでしまいました。成る程!真相はそうだったのね。
私的には最後のシナリオは載せるべき^ ^「了」
馴染みのない言葉(漢字)が多かった。 -
⭐︎4.7
全てが伏線。(タイトルも表紙も伏線)
なんだろう、完敗。
とにかく素晴らしい。
予想だにしないストーリー展開。
いろいろ勉強にもなりました。
身体醜形障害
相貌失認
など、未知の領域でした。
書物はこれだから、やめられない。
なんか上手くまとまっていないが、読後すぐの気持ちだ。圧倒された。 -
綺麗にまとまってる物語でした。
鈍感なのでいつもはオチに気づかないのですが本作は途中で気づいてしまいました。
気づかない方が楽しめると思うので深いことを考えずに読み進めると良いと思います。
登場人物は全員私の嫌いなタイプでしたw
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反転、反転、また反転――! 本気の「仕掛け」を堪能せよ! 『珈琲店タレーランの事件簿』の著者がおくる、2023年大本命ミステリー。 ●STORY 大御所ミステリー作家・室見響子の遺稿が見つかった。それは彼女が小説家になる前に書いた『鏡の国』という私小説を、死の直前に手直ししたものだった。「室見響子、最後の本」として出版の準備が進んでいたところ、担当編集者が著作権継承者である響子の姪を訪ね、突然こう告げる。「『鏡の国』には、削除されたエピソードがあると思います」――。削除されたパートは実在するのか、だとしたらなぜ響子はそのシーンを「削除」したのか、そもそも彼女は何のためにこの原稿を書いたのか……その答えが明かされた時、驚愕の真実が浮かび上がる。 -
設定や煽り文句に期待しすぎました。
ミステリ部分はまあなるほど、と思う内容でした。
人物描写や人間関係の部分が浅いので不完全燃焼というか、ここまでひっぱる話ではなかったです。
小説の中の小説、削除されたシナリオ、過去と未来を行き来する構図など面白そうな仕掛けがたくさんでどんな展開が待ってるのかと想像しすぎました。
普通の話でした。
面白そうに見せる技はすごいと思いました。 -
よくできたミステリーだとは思う、しかし、モチーフとなった、ルッキズム、身体醜形障害、そして自身に問題を抱えた若い男女の恋愛、に興味が持てないもので、読んで感銘を受けたという程でもない。「終章」の「削除されたエピソード」なるものを読んでも「ふーん」としか。ごめんなさい、ねじくれた性格で。まあ、僕向けではない小説だったのだな、と。
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最後は止まらなかった!
伏線が色々あるので犯人は途中で予想できたけど、本筋の方は何も気づかなかった! -
構成は面白かったけど1回で満足
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作中作の「鏡の国」は面白かった。ただ途中で気付いてしまった部分も多く残念。 身体醜形障害や相貌失認はあまり知らなかったので興味深かった。
著者プロフィール
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