煙鳥怪奇録 ののさまのたたり (竹書房怪談文庫) [Kindle]

制作 : 煙鳥  綿貫芳子 
  • 竹書房
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感想・レビュー・書評

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  • すいかみさま
    タクシードライバー2
    鏡柱
    男が覗いてはいけない祭り

  • 1つの怪談を多方面から推測する。
    ここ何年か動画の怪談とか聞いてても、怪談の醍醐味って推測とか仮説にもあるなー。
    …って、吉田さんの影響で思うようになった。
    だから、怪談の後の検討を聞くのも好き。

    しかも、今回のタイトルのののさまのお話はA視点、B視点と視点…というか、体験者が変わってもしっかり繋がるから、凄いよね。
    もっともっと論文チックで、詳しく書いてあっても面白いと思うんだけど。
    怪談という性質上C県とかD町とかしか表記でかないから物足りなさを感じちゃうよね。

  • 北海道のアイヌ怪談が良すぎる。
    また「ののさまのたたり」というタイトルも「ののさま=仏さま」という方言独特の意味がわかると怖い言い回しでとても興味深い。
    内容も実際の事件や場所を挙げながら考察する実話怪談独特の手法が面白い。
    ただ詩的な表現が多く、どういった状況か解りづらい話もあるため注意が必要。

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著者プロフィール

怪談研究家。1980年、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、ライター・
編集活動を開始。怪談サークル「とうもろこしの会」の会長をつとめ、
オカルトや怪談の研究をライフワークに。テレビ番組「クレイジージ
ャーニー」では日本の禁足地を案内するほか各メディアで活動中。
著書に『一生忘れない怖い話の語り方』(KADOKAWA)、『オカルト探
偵ヨシダの実話怪談』シリーズ1~4巻(岩崎書店)、『怖いうわさ 
ぼくらの都市伝説』シリーズ1~5巻(教育画劇)、『恐怖実話
怪の残香』(竹書房)、『日めくり怪談』(集英社)、『禁足地巡礼』
(扶桑社)、『一行怪談(一)(二)』(PHP研究所)など多数。

「2022年 『現代怪談考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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