誰が勇者を殺したか【電子特別版】 (角川スニーカー文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2023年9月29日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (267ページ)
感想・レビュー・書評
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表紙とタイトルでよくあるファンタジー冒険モノのラノベかと思いましたが、いい意味で裏切られました。
魔王を倒した後の時点から物語はスタートするのでフリーレンを思い起こさせますが、肝心の勇者は魔王を倒してすぐに亡くなってしまいその死に不自然なものを感じてタイトルである「誰が勇者を殺したか」を調べていくストーリー。
ミステリー度はあまり高くないのですが、勇者とはなんなのか…を改めて感じさせる話でした。勇者という単語にしてしまうと私たちの日常とは無縁にも思えますが本質は私たちの世界とも通じるものがあります。表紙とタイトルは軽そうに見えたのですが結構、考えさせられる話しでした。
続編?が出ているようなので読んでみたいと思います。 -
魔王を倒した勇者一行の内、勇者だけが戻らなかった。
勇者の仲間へのインタビュー形式で「誰が勇者を殺したか」を探る。
仲間の口に上る勇者のたまにみせる天然ぶりに笑えることもあり、タイトルの割に重たい話ではない。
普通にいい話だった。 -
いい話だとしみじみ思う。
なんとなく、九井さんの「竜の学校〜」とかを思い出す。 -
タイトルからファンタジーとミステリーが融合したようなストーリーかな?と読みはじめたのですが良い意味で裏切られました。
登場人物それぞれが思う「誰が勇者を殺したか」
読み進めるごとに見えてくる登場人物達の人間味
あ〜 あまり詳しく説明したくないwww
内容を知らずに読んだ方が絶対いい!
後半の伏線回収はお見事!
温かく、爽やかな読了感がとても良かった。
続編?2冊目?が出ているのでそちらも読んでみます。
今度はどんな読了感をくれるのか楽しみ!
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Audibleで拝聴。おーーーーーもしろい!
“誰が勇者を殺したか”、“なぜ勇者は死んだのか”を、
パーティ1人1人へのインタビュー形式で探っていく
ミステリー。
『勇者だから魔王を倒せて当たり前』ではなくて、
The努力の人で、その努力をみんなが認め、
『あいつが勇者になるしかなかった』
って結論付けてるのが熱い。
めちゃくちゃファンタジーなのに、
終盤になるにつれ、どんどんリアルになってくのも怖いし、みんなに幸あれ救いあれって気持ちになる。
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ライトノベルとして読めれば、こんなものかなといった感じ。
評判が高かったので少しハードルを上げすぎたかもしれません。ミステリ要素はあまりありません。
出てくるキャラには好感が持てました。 -
勇者一行は魔王を倒し、世の中に平和をもたらした。しかし、勇者は魔人にやられ帰ってこなかった…
ミステリー要素のある異世界ファンタジーもの。アイディアが至高でメチャクチャおもしろい!!なんとなく予想できた展開から予想していなかった展開へ。
伏線回収が比較的早いので、カタルシスが半端ない。そして…いや、もうここから先は読んでみていただいた方が良い。後悔はしない作品です。 -
めっちゃ面白い!
最後のソロンのセリフ反則じゃない…///? -
本好きさんの垢で、たびたび見かけるので気になっていた作品。
とても読みやすく、面白かった。
タイトルから分かるように、この物語は亡き勇者についてある人物が聞き取りをする形式で始まる。
表向きはその偉業を文献に編纂するためのインタビューなのだが、なにせ質問する側の人物がまったく描写されていないし、答える側も腹を割って話しているようには思えない。
なんだか異様な雰囲気。
が、そのうち、仲間たちが勇者と過ごした偽りない日々が、少しずつ明かされていく。
すると、インタビューの際の人物像がくるりと反転するのだ。この反転した人物像というのが、なかなかに不器用で無骨で、愛さずにはいられない。
亡き勇者すらも。
タイトルの、誰が勇者を殺したかというのは物語途中で分かる。
けれどもこの話は、そこからもさらにどんどん味変していって、一気にラストまで読ませてしまう。
読んでる途中で、ぐいぐい読書欲を刺激されるような感覚は、何度経験しても幸せだなあ。
ラストがああいう形で良かった。
続編も買うよ。
やっぱりフリーレンっぽいですよね?!
続編も気になってます。借りれそうなんですが先になりそうで。あやた...
やっぱりフリーレンっぽいですよね?!
続編も気になってます。借りれそうなんですが先になりそうで。あやたろんの方が早いかなー。
やっぱりフリーレンぽさ感じましたよね。中身は全然違いますが。
わたしも図書館派なので、こちらも借りて読んだ...
やっぱりフリーレンぽさ感じましたよね。中身は全然違いますが。
わたしも図書館派なので、こちらも借りて読んだのですが続編の方はまだ入ってないみたいで。。
気になるから買っちゃおうか懊悩してます。。