うれしい近況 [Kindle]

  • 太田出版
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感想・レビュー・書評

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  • 文喫にて。可もなく不可もなく。

    以下お気に入りの歌。

    ・おさらいに遡ってく前巻をだいぶ覚えてなくて楽しい

    ・ちょうどいい気温にふれてごきげんな七分よ袖をはみだした腕

    ・裾がいい服を着ていく今日たぶん俯きがちなわたしのために

    ・愛犬を愛犬だったなと思う思うときその愛の不在に(→ちゃちゃのこと考えて涙ちょろりした、、)

  • 終盤はさみしいが多くなってじんわり終わったな、近況はつづくけど

  • 百発百中のあるあるよりも、不思議とわかる というようなニュアンスの短歌が好き。
    わかる!と思うことじたいがどこかファンタジーで。


    鳴らさずに鳴らすアコースティックギター こころにふれるならそのように
    タクシーに流れるコマーシャルを見る 忘れてしまうからこわくない

  • 具合の悪いときには歌集がちょうどいい。
    テンポよく色んな世界に飛べて気持ちがいい。

    めちゃくちゃ良かった。
    岡野さんの世界の切り取り方が好きだ。
    他のも読んでみたいし、これを繰り返し読みたい気もする。

    ただKindleのマーカーが引けない設定なのが残念すぎる。
    お願いマーカーひかせて。

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著者プロフィール

一九八〇年大阪府生まれ。歌集に『サイレンと犀』『たやすみなさい』『音楽』『うれしい近況』。共著に『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』『今日は誰にも愛されたかった』。がんサバイバー当事者による、闘病の不安に寄り添う短歌集『黒い雲と白い雲との境目にグレーではない光が見える』を監修。

「2023年 『現代短歌パスポート2 恐竜の不在号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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