文はやりたし (幻冬舎文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • オーディブルにて本人の朗読でした。
    ベルギー警察との電話の再現、とてもおもしろかった!
    国際遠距離恋愛中なので、わかるところが多かった!
    コロナになり、数日後に国境が封鎖されると聞き急いで飛行機を予約して飛んだ中谷美紀さん。
    本当にここで、数ヶ月間会えなくなるかどうかの分岐点だったなーとか
    ビザ申請の役所の人が怖くて有名で、ビビってるところとかも同じだなーと

    あとはコロナ禍での日本での強制隔離、日本の対応グダグダすぎるし、アプリ5個もダウンロードさせるとか、、、

    クラシックを愛していて、いろいろなオペラに興味を持ちました。いつか見る。
    中国、韓国では若者が観にくるのに、お金がないのか、日本では若者があまりいないと憂いていた、、、悲しいわ

  • 初っ端なから遺体解剖の見学、俳優という職業に就いているからこそ出来た体験談から始まるが、オーストリア滞在記に見られた「私、日々ガーデニングに明け暮れてドイツ語勉強しながら慎ましく夫とのんびり暮らしていますう」それこそ女優魂全開な演技している書き方ではなく、過去エッセイで随所に読める歯に着せぬズバッと物言う書き方に戻って一安心。日本とオーストリアの違いや似ている所、渡航制限時期、仕事の為一時帰国した際の隔離←プライベートではなくあくまでも公的、しかも日本では名を知られているのに⁈と驚き。ダイエット、クラシック、結婚式(中谷さんの意見に激しく同意ですけど、そもそも手を差し伸べくれる殿方がいないので経済回せません)、コロナ禍、演じる事について、ウクライナ侵攻 話題は一章ずつ変わるけど一貫して軸がぶれないのは文筆の才能があるのでしょう

  • 耳読書

  • エッセイは苦手なのだが、この作品は苦手意識なく読むことができた。
    文章、表現に品がある。

  • 中谷さんの本を読むのは2冊目
    あの美しい女優さんの文章とは思えない言い回し?綴り方?に最初は面食らったけれど、慣れて仕舞えば心地よいリズムで読めるようになった。日々の生活、コロナ禍、政府に対して戦争に対して、海外と日本両方に拠点を持ち、華やかな世界と土と親しみ、暮らしとも向き合う。若くから広い視野と行動力を持った中谷さんだからこそ書ける内容の一冊。頭の硬い私には勉強になりました。

  • グレイス・ファームズ

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著者プロフィール

一九七六年東京都生まれ。女優。数々の映画、ドラマ、CMなどに出演。初舞台『猟銃』では、第四十六回紀伊國屋演劇賞個人賞などを受賞。二作目の舞台『ロスト・イン・ヨンカーズ』では、第二十一回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞。絵本、エッセイ集、旅行記の刊行など、その活動は多岐にわたる。著者にベストセラーとなった『インド旅行記1~4』『女心と秋の空』(すべて幻冬舎文庫)などがある。

「2021年 『オーストリア滞在記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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