月夜の散歩(新潮文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 角田さんのエッセイを読むのは初めてかなぁ。面白かった。食に関することが多かったけどその中で素麺南瓜レシピは美味しそうな情報でぜひ試してみたい。同世代だからか共感できる事も多く角田さんのエッセイとても好み。本屋さんでチェックする作家さんになりそう。

  • 角田光代さんのエッセイ。『オレンジページ』に掲載されていたものらしく、2.3ページくらいの短編がたくさん入っています。タイトルは大きく食・人・時代にわけてあって、ご飯のことや自身の性格?のようなエッセイだったり…年齢を考えたりするような時代的なエッセイもあったりします。
    角田光代さんの作品は今まで何冊も読んでおり、時折でてくる温かいフレーズが好きでファンです。
    今回エッセイは初めて拝読しました。
    面白おかしいということではなく、人が生きているなかで歳を重ねていき、日々感じるような些細なことがつらつらと書いてありました。
    所々に写真付きです。共感を得たりするものというよりも、角田光代さんに想像して読み進めていく、そんなふうに読みました。
    笑ったり共感できたりっていう刺激があるというよりは、日常に寄り添うようなエッセイ。

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著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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