- Amazon.co.jp ・電子書籍 (627ページ)
感想・レビュー・書評
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海外のbooktuberが絶賛していたので、まずは翻訳版から読んでみたけど、読み応えありました。
主役の2人の個性が特に良かった。
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クリエイティブ、ものづくり系の仕事に関する根幹を書きつつ、人間に関しても考察されている良書。
一度では消化し切れていない感があるので、時間を置いて再読しよう。 -
ゲーム制作に関わるアメリカの若者たちの物語。
好きなことを仕事にする困難。人と繋がることの複雑さ。
読書もゲームも好きな人には絶対刺さる。
日本発のゲームもたくさん出てくるし、出てくる日本人も変じゃない。ドライな文章にユーモアもある。
今年読んだ本で一番かもしれない。 -
ドラマチックな長編。
この本を読んでいる時間がとても幸せだった。
世界の解像度が高くて、簡単に別世界にトリップできる感じ。 -
共にファミコンで遊んだ少年少女が大人になって再会しゲーム開発を…
もどかしさがすごく哀愁?共感?…慰めるような言葉を心で唱えながら読み続けてた。
どっぷり引き込まれてる。
ファミコン~ネットゲームまで、現実の作品の名前が挙げられつつ進んでいく物語にはリアリティを感じる。
だからこそ、彼らが衝突し合い、また協力し合い、それを繰り返して続いていく人生がリアルで切ない。 -
海外小説とは思えないほど読みやすいのは、日本のアニメやゲームがたくさん登場するからだろう。ゲームウオッチ、ファミコン、ニンテンドースイッチ。
ロールプレイングゲームもたくさん出てくるが、私はドラクエも挫折した人間なので、なんのことか全くわからない。
でもわからなくても、丁寧な描写で問題ない。
きっと映像化、映画化されるだろうな思う読後感。
子ども時代に一緒にゲームをし、それを通じて心を通わせ、分かれた二人が、MITの学生にあり、再会する。指導教官、ルームメイトなどとの人間関係、ゲームをリリースして会社として成長していく過程。ほんとに映画のようで、光景が目に浮かぶような描写がすばらしかった。翻訳がよいのもあると思うが、著者がハバード大卒とのことで明快な英文を書いているのだろうなと思った。これは原著で読んでみたい。 -
面白くて週末で一気読み。若者3人がゲームを作る会社を創業し、やがてはすれ違っていく30年間を描いた作品だが、ディテールの描きこみからストーリー展開の大胆さまで素晴らしい。きっとこの先もこの著者はヒット作を生み出すのであろうと確信してしまう出来。もっとも、圧倒的な前半に比べると、後半はややスピード感が落ちて、ありきたりな展開が増えてきたような印象も受けたけれど、それでも十分面白かった。
本作を通して描かれるのは、ゲームの人生における意味と役割である。一回性に縛られたこの人生と違い、ゲームは別世界に何度でも誘ってくれる。その象徴的な場面で登場する根津神社の千本鳥居の描写は大変印象的だが、それは私が日本人だからというせいではないと思う。 -
自分がゲーム業界の端っこにいたからか、わかるー!!的な読み方をしてしまったが、純粋に面白いかというと、今、書きながら疑問におもって。いやそもそも小説あんまり好きじゃないし、、、、でもゲーム好きじゃない人には無理では。。