ものがたり洋菓子店 月と私 ひとさじの魔法 (ポプラ文庫) [Kindle]

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  • ストーリーテラーのいる洋菓子店で、おいしいお菓子と素敵なストーリーに癒されるお客様のお話。

    イケメンストーリーテラーによってストーリーと共に彩られるお菓子がみんな本当に美味しそう。

    女神のように美しいシェフと執事のような風貌で声と顔がとびきりいいストーリーテラーの2人でやっている洋菓子店「月と私」。

    仕事に疲れた女性、家事をストライキした母親、甘党なのにシャイでケーキ屋にいけない男性、いろいろな人たちが美味しいケーキと心に寄り添うストーリーで心を癒していく様子はほっこりの一言に尽きます。

    謎多きイケメンストーリーテラーの少し不穏な過去もありつつ、女神のように美しいシェフとの出会いも語られつつ。

    全体的に読みやすくて優しいお話でした。
    ケーキが食べたい。

  • 美形ストーリーテラー語部がいる洋菓子店「月と私」が舞台の7編からなる連作短編集。

    語部が語るケーキに供される「月から聞いた話」に背中を押される。
    ケーキが物凄く美味しそうだった。
    それとシェフの恋模様にニヤニヤした。

  • 題名に惹かれて読み始めて、流行りの「ちょっと人生に疲れた人が、美味しいものを食べて癒されるお店の話」だろうと思った。が、途中から風向きが変わって、ちょっとした毒もあり、ほっこり和むだけの話じゃなくなって、一方で洋菓子の描写も詳しくなり、ひたすら甘ったるい気分になる本だった。登録しようとして、3冊も出ていることに気づいた。もっと甘ったるくなるんだろうか。毒もあるんだろうか。続編が気になる本でもある。

  •  仕事に疲れたOLや、高校生の息子の弁当作りなどに 追われる主婦が立ち寄る洋菓子店にストーリーテラーと 言われるケーキやお菓子の由来を語る人がいる珍しい話でした。

  • ほっこりの一言。

  • 美味しそうなスイーツが出てきて、食べたくなるものばかり。甘い香りがしてくる本だった。
    ストーリーテラーとシェフの関係性がもう少し知りたかった。

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著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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