恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。5―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 (Celicaノベルス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 戻ってきたウィステリアのリハビリのような5巻でした
    きっと未明の地でもこちらの世界の夢を見るたびに絶望感に襲われていたんだろうと思うと、眠るのが怖いというウィステリアが切ないし、そんなウィステリアを理解出来るからこそ全力で支えたいロイドが頼もしいです
    ウィステリアに恋心を抱いていたベンジャミンですら一瞬疑念を持っちゃうのも無理ないし、そんなウィステリアがこちらの世界で今後どうするのか、先が気になり過ぎます
    もちろんいい加減自覚したであろうロイドも王女との話はどうするのかも
    海外小説によく出てくるお節介おばさんの典型みたいなハリエットも良いアクセントでした

  • 巻を追うごとに面白く恋愛度が濃厚になっているシリーズ第5巻、両片想いの美味しいところが詰まってます!そして(この巻に限らずですが) 他の作家さんならば諸々の都合でカットするであろう心理や情景描写の数々を、高い筆力でもって丁寧に魅力的に描いてくれるおかげで、物語にどっぷり浸ることができます。毎巻ラストの引きが絶妙で、上手く焦らしながら期待感を持たせてくれるため、今回も次巻が楽しみでなりません。

  • 焦れったいのが最高潮に。
    思ったより話としては進んでませんが。
    みんなやたらと、目を見開く、息を呑んでばっかだなーとは思う(笑)
    すごくいいとこで次の巻へ。
    次まで読者もかなりじらされます。
    丁寧に描かれている話なので、このまま丁寧に終わりまで二人を描いて欲しい。

    最初はロイドもお礼に抱擁しようか?とみたいなからかい方をする男だったけど、後半進むにしたがって寡黙な感じなキャラになってきた。...本気な女にほど手が出せないってやつか?
    素晴らしい読書体験できました。
    キュンキュンもどかしいきゃーきゃー!堪能できます。
    大好きです。

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著者プロフィール

2009年『真紅の式使い』(一迅社文庫アイリス)にてデビュー。主な著作に『白竜の花嫁』シリーズ(一迅社文庫アイリス)『引きこもり英雄と神獣剣姫の隷属契約』(MF文庫J)など。

「2018年 『太陽と月の聖女 乙女ゲームの真ラスボスになって全滅の危機です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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