- 小学館 (2023年10月30日発売)
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みんなの感想まとめ
日常の中での人間関係や自己探求をテーマにした物語が展開され、主人公のフジイさんは、周囲の人々に気づきを与える存在として描かれています。彼は独特な個性を持ちながらも、周囲と無理に合わせることなく、自分の...
感想・レビュー・書評
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日常にささくれた人が、ふと職場の地味なおじさんに目を止め、偶然関わる中で、自分の悩みがなんでもなくなっていく。フジイさん自身、独特な人なんだけど、周りに抗うでもなく、おもねるでもなく、ただありのままで幸せそうって、確かに何かを気づかせてくれそうな感はあるね。
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人生で1番好きな漫画になるかもしれない。
私の人生において、目標・理想となるような人を決めない代わりに内なる自分との対話をしながら道を歩んでいるのだが、
途中で「これでいいのか」「自分に否定される声がする」等と心から堂々と歩めない場面もあった。なんなら今もそうだ。
フジイは堂々としていた。
優しさと好奇心と行動力と社交性を持ちながらも変に自分を曲げることなく意志を貫いてる。孤高な人。
個性ある没個性。本人はただそこに在るように見えて、けれども周りはフジイから人生のヒントを得ていく。無論私も。
フジイ、『やりたい事リスト』を作った事はあるのだろうか。やりたい事リストも充実してそうだ。
フジイの台詞はどれも共感し染みるが、1番グッときたのは第一話の「なりたいものは不老不死(要約)」かもしれないな。どうしてかは分からないが、この台詞を見た瞬間私のなりたいものが定まった気がしたんだ。
フジイさん、あんたスゲェよ。心から人生楽しんでるよ。
無理やり輝かされてる訳でも輝きに目を潰されてる訳でも無い、それは穏やかで決して消えることの無い逞しき内側の輝きだよ。
この漫画の素晴らしさを語るには自分の文章は拙い。
それでも人生に納得いっている者もいない者も、1つの道標を見せてくれるこの漫画は一読する価値あり。と堂々と宣言させて欲しい。 -
Twitterで少しだけ見られるページを見て、藤井さんは1人でも人生を楽しんでいるのに、周りの人が藤井さんのことを可哀想な人扱いしているシーンを見て、自分も周りからはそういうふうに見えているのかもしれないなぁと思って読んでみた。
藤井さんにとって「人生楽しい」は、強がりではない。けど、ふとした時に孤独を感じることはあるのだと思う。孤独だから人生が虚しいわけではない。自分の幸せを尊重するために孤独を受け入れている。
自分も自分の限られた人生の時間の中で、好奇心や知的欲求を満たすために一人行動を選択しているが、ふとした時に孤独を実感する。無理してまで人に好かれたいと思わないし、自分が自分のことをわかっていればそれでいいけど、ほかの人間にも興味はある。なんだかわかる。
こういう人間同士が共存するのが真の幸せと思う。特に恋愛。恋愛は一人でも幸せな人同士がして初めて幸せなもの。石川さんが藤井さんとどうなるのか気になる。
あと「藤井さんのことがつまらない人間に見えたのは自分がつまらないやつだからだ」と認められる田中さんは、つまらないやつなんかじゃないと思う。すごいよ。外山さんみたいなやつの方が気持ち悪いと思っちゃうなぁ。
続きの巻で、他の人も背景が明かされていくのかな。ファンタジーや突飛な出来事が起こるわけじゃないのに、人間臭くて泣けてくる話。
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憧れるのか、物語の助演か。
窮屈でなくこの境地にいける人はほとんど居ないだろう(なんなら、このレビューを残してる時点で無理)
フジイの全てになれるわけじゃないし、なれなくとも良いけど、心の片隅には持っていたい。
登場人物も、フジイと関わるようになった人達は基本いいひと。というか、悪く生きたいなんて人もまた、ほとんどいないのよね。 -
巷の評判通り、いやそれ以上にオモシロイ。我が信念を貫くフジイに影響を受けて、周りの人間たちの雑念が少しずつそぎ落とされていく姿に惹かれる。フジイの温度感もいい意味で冷めていて現代的な感じ
【主人公】非正規社員として働く自分の世界をもった青年
【概 容】フジイを変な人だと思っていた会社同僚たちが、彼と関わることで少しずつ自分を見つめ直していく物語
【文字の量】少なめ 〇〇●〇〇 多め
【コマ割り】少なめ 〇〇●〇〇 多め
【非日常性】薄め ●〇〇〇〇 濃いめ
【目の描写】薄め ●〇〇〇〇 濃いめ
【このマンガ好きな人にオススメのマンガ】
・再生のウズメ 天堂きりん先生
・三十路病の唄 河上だいしろう先生
・この世は戦う価値がある
こだまはつみ先生
・池袋レインボー劇場 えりちん先生
・不良がネコに助けられてく話
常喜寝太郎先生 -
人間との距離感、孤独の感じ方
なんか好きな漫画だった -
こういうの好きです
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フジイ、いいね〜!
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毎日がなんとなく淡々と過ぎていく。それが単調過ぎてつまらなく感じる時がある。でも、その中にも自分なりの小さな幸せがある。それは、人と比較しないことで生まれてくるのかもしれない。
考えさせられるとても良い本でした。 -
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何だか読んじゃう。じわーっという感じ。
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思わず引き込まれる存在感フジイさん!とくに凄い能力があるわけでもなく、容姿が良いわけでもない。キャラクターの存在感だけで話が成立している新しい切り口の社会人モノ。グループに1人はこういう人ほんとうに重要なんだよね。
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空気を読まないフジイなんだけど、とても誠実で、彼の良さを知った人たちが少しずつ周りに集まってくる。なんか勇気を与えられる。
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こう、一見うまくやれている人というのは、そうできていない人を小馬鹿にしがちだよなあと思いつつも、そうであったとしてそれと自分の幸せというのは全く別の話なんだ、というのが描かれた面白い作品。サラサラ読めるけどなんだかこう、少しだけセンシティブなところをタッチしてくるような作品。
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俗っぽさから逸脱している超人としてのフジイ。江川達也のゴールデンボーイを思い出しました。フジイはしみじみ良いですね。不穏な空気が流れる終わり方で2巻が気になりますね
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Twitterで一話無料公開してて面白かったので、単行本購入。会社にいても目立たない、何も面白味がなさそうで結婚式にも飲み会にも呼ばれない男、藤井。実は藤井が誰にも寄りかからない、自分だけの生き方をしていると知った同僚。興味が沸いてくる。
という地味な話なんだけど、すごくよかった。第2巻が楽しみ。 -
なんだかいい。
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『路傍のフジイ』を読んで、「嫌われる勇気」に通じるようなアドラー的メッセージを感じました。
マイペースに人生を楽しむ藤井さんの姿に、自分の価値観を貫く強さと自由を見た気がします。
最初は藤井さんを「つまらない人」と思っていた田中くんが、自分こそが“つまらない男”だったと気づく展開も印象的で、彼の素直さに救われる気持ちになりました。石川さんの心も少しずつ開かれていき、不思議な藤井さんの魅力がじわじわと広がっていくのを感じます。
万人に好かれる必要はないけれど、ちゃんと理解してくれる人はいる。そんな勇気をもらえる作品です。
2巻目以降も読みたくなりました。
著者プロフィール
鍋倉夫の作品
