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感想・レビュー・書評
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人類は誰も恐竜を見たことがないから、恐竜の真の姿を知らない。だから発掘した骨の化石から想像し復元するしかない。
だから、情報の偏りにより、恐竜のイメージ図はいろいろと変化してきた。
ひとつには、恐竜の頭部の骨が爬虫類のそれと似ているために、胴体もまた爬虫類に似ているとかつては推測された。
ところで、爬虫類の脚のつき方は、胴体から横に出てひじやひざから下へ曲がる。
対して哺乳類の脚のつき方は、胴体から下へ伸びている。
恐竜はかつては爬虫類のような姿で復元されたが、今ではほとんどが哺乳類に似た姿で復元されているらしい。
いまの恐竜好きの子供たちは笑うかもしれないが、首の長いディプロドクスもまた、かつては爬虫類のような這いつくばったような形態で復元されていた。いまでは哺乳類のようにすっくと立っているが。
いわば、現存している動物たちのホログラムのようにして恐竜の姿がある、いわばつねに夢のあるフィクションであると思うと、ちょっと恐竜の見方が変わる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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