推し短歌入門 [Kindle]

  • 左右社* (2023年11月10日発売)
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本 ・電子書籍 (256ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 「句ごとに一字空けを入れたり、五行にする」は絶対ダメ!というのは初めて知ったなあ…。
    推し短歌は、「推しに想いを馳せつつ、推しについて丁寧に考える」ということなのかなと受け止めた。
    「プロジェクション」という言葉も初めて知った、面白い。イメソンを見つけるのもそうなのか…納得。

    最後の章も、「歌会ってこんな感じなんだ!」と流れがなんとなく分かって興味深かった。

  • 短歌の作り方を一から教えてくれる優しい教本にして実践本。
    評論スペースの同人誌と言い換えても差し支えないくらい、良い意味でオタクの語り口。
    本文にある『よくない』短歌作りに敢えて挑戦するのも学びがある。

    ↓現在6刷・出版社の紹介文↓

    https://sayusha.com/books/-/isbn9784865284003

  • 「オタクは短歌を詠むのが上手い」という斬新切り口で進む短歌入門書。

    [NDC] 911
    [情報入手先]
    [テーマ] 令和6年度第2回備前地区司書部会/イケてる短歌・俳句本 (備前R6-2)

  • 短歌と推しという概念の掛け合わせがおもしろくて読んでみた。
    短歌は読者としてみるの好きだが、まだまだ作り手のハードルが高い。
    作ってみたい感はあるのでそのうちいつか。

  • 短歌創作本の中でも、一番テクニカルでわかりやすかった。好きなことを歌にしたいという気持ちがある人なら、形にできると思う。

    ただ、歌に興味を持つという話ではないので、大好きなことがあって歌にしたいというニーズ自体は必要。

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著者プロフィール

1992年愛知県生まれ。奈良県在住。第2回笹井宏之賞大賞、第31回歌壇賞次席。2020年に第一歌集『悪友』(書肆侃侃房)、2023年に第二歌集『koro』(書肆侃侃房)を刊行。過去に京大短歌、奈良女短歌、短歌結社「未來」の「陸から海へ」欄、同人「遠泳」に所属。現在は短詩集団「砕氷船」の一員。

「2023年 『推し短歌入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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