ザ・クリエイター/創造者 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

監督 : ギャレス・エドワーズ 
出演 : ジョン・デヴィッド・ワシントン  マデリン・ユナ・ヴォイルズ  渡辺謙  ジェンマ・チャン 
  • Happinet (2024年2月7日発売)
3.13
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本棚登録 : 32
感想 : 7
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  • 本 ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241784353

感想・レビュー・書評

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  • SFアクションハリウッド映画。
    人間が作ったAIに滅ぼされかけた西側諸国がAIを殲滅しようとする
    これに対してある天才が作るAIが人間を滅ぼそうとする
    AIと人間の戦いを描く

    という映画にしたかったんだと思うが、構造はAIが作ったヒューマノイドという力を持ったニューアジア(東南アジア人)とアメリカ人の戦い

    アメリカ内での人種差別、特に黒人差別、ヒスパニック差別がで厳しくなったためアジア人を攻撃対象としている
    アジア人としては、非常に不愉快極まりない

    いつだってアメリカが正義
    結末の問題ではない
    昔はソ連、アラビア人、中国人などを敵として戦争を描いていたが、消去法から東南アジア人になってきたんだろうと思う

    民族や文化の対立をどう描くかは製作者の自由だが、常にアメリカが正義で相手が悪いという描き方
    相手への敬意が見られればまな良いのだが、本作ではニューアジアの人種も言語もめちゃくちゃ
    敬意どころか敵は殲滅するから何も考えなくて良いというスタンスが見え隠れする

    本当にアメリカ人はいつまでこんなことをやるんだろう
    敵を作り出して攻撃をし続けないと生きていけないんでしょうか

    不愉快な作品でした

  • テーマは重いけれど、何やらチグハグな感じの映画。超能力を持つ小さな子供ってAKIRAかと、出てくるロボットは、スターウオーズそのもの(デススターのような攻撃兵器等も)、反乱軍の桟橋を攻撃する米軍等は地獄の黙示録、ヤシの木が揺れてその向こうに何かが居るのは、どこかで見たシーン、人間的なアンドロイドは、手塚治虫の世界、オブリビオンみたいな終わり方、そして、渡辺謙が出てくると何やらラストサムライ風等々、CG等の映像は素晴らしいですが、それぞれがうまく纏まらず、☆三つです。

  • Amazon Prime Videoで購入してみた映画。

    誰の紹介か忘れたけど、「AI対人類。AI先進国の某アジアを相手に米国が物理武力で戦う米国が悪すぎるエンタメ作品」とのことで、評判も比較的良かったので観てみた。AIの未来について描いているとのことで、かつエンタメでもあり、肩の力を抜いてみられると思った。

    ストーリーとしては陳腐すぎたが、映像美による世界観の描写がとにかく素晴らしい映画だった。世界観や設定の視覚描写に酔える作品だった。

    また、AIロボットが人間並みになり、それと人間とが共存する社会、というものを、手触り感を持って感じることができた。


    ■ あらすじ

    AIロボットが高度に進み、さらに人間を模した模倣人間(シミュラント)もいる世界。その反乱によりロサンゼルスに核攻撃がなされたが、ニューアジアではAIを容認しており、東西にて戦争が起きている。米国は巨大空中要塞「ノマド」を完成させてニューアジアの「AI基地」を爆撃。

    主人公はAI開発者「ニルマータ」を探すためニューアジアに潜入、関係人物マヤを妻とし愛し合うが、米特殊部隊の攻撃により失ってしまう。その5年後、マヤ生存の可能性を伝えられ、ニルマータ探しのためにふたたびニューアジアに突入、そこで子供型のシミュラント「アルフィー」と出会う。

    逃避行の果てに、マヤは仮死状態にあり、アルフィーは自分の子供で、ノマドを破壊しうることがわかる。主人公とアルフィーは米軍につかまるも、アルフィーとともにノマドへの潜入に成功、これを破壊する。


    ■ 感想

    「戦争」に対する解像度がとにかく低く出げんなりした。ザ・ハリウッドという感じ。

    米軍はニューアジアを好き勝手に蹂躙しているが、ニューアジア側の制空権はどうなっているのか? いきなり巨大戦車を投入してたり、謎。たぶんベトナム戦争や中東の戦争が頭にあるんだろうけど、国家間の争いの背景が全く見えてこない。

    そんななかの特殊部隊の潜入もまあずさんな感じでバックアップもなく場当たり的。重要作戦なのに人数も少ないし、謎。潜入後も適地を自由に行き来できてたり、現地警察もザルだったり、意味が分からなかった。というかAIロボットを使ってるなら強力な軍隊があってしかるべきでは?

    人々が主人公たちに協力する理由もなく通報もされず、とにかく終始ご都合主義的で吐きそうだった。


    一方で、ガジェットのもたらす視覚表現はとにかく素晴らしかった。

    模造人間には、耳の部分を貫く空洞があって、一目で非人間だとわかる秀逸なデザイン。またAIロボットも、日本のSF漫画的で大変に外連味があってよかった。

    そんな彼らはアジア的な服を着、死者を荼毘に付し、涙を流し共感し、人間と変わらぬ「日常」風景画展開される。一つ一つのカットに意外性があっておもしろかった。

    空中要塞ノマドや、兵器のデザインもカッコよかったし、一方で渡辺謙の乗る浮遊舟艇もジャンク船の意匠を残しつつ、スターウォーズ的でありながら確かに地球の船で、そのバランス感がすごくよかった。


    「マヤはティエンダンにいる」とアルフィーがいい、主人公はその場所を目指すが、「Tian dan(=天国)」であることがわかる。言語の違いならではのこの衝撃はハイライトだった。

    ラストでマヤはAIとして復活するが、こうした受肉の様子や三幕構成にもそれぞれ意味がありそう。ただ、物語があまりに陳腐で分析することに意味はないので、やらない。

    物語ではなく、世界観や設定の視覚描写に酔える作品だった。

    まあ、観てみてよかったかな。AIロボットが人間並みになり、それと人間とが共存する社会、というものを、手触り感を持って感じることができた。

    EOF

  •  TENET主演だった、デンゼルワシントンの息子さん主演のアクション映画。
     「クリエイター」の意味は。。。

     機械アンドロイドと人間の共存。

     主演男性の恋人が実は。。。恒松あゆみさんでした。(ここ重要ではない)

  • これは、まあ中々見応えはあった
    アマプラの映画が、最近悪い選択だったのでD+にして正解
    ただ、AI擁護側が、ニューアジアと呼んでるけど、なんかベトナムとかの、意図的に都会的じゃない状況を利用していて、違和感がありまくりだった
    誤差を承知で言うとベトナム戦争をちょっと彷彿とさせる
    監督はもしかすると意図的にやっているのかも

  • ネアンデルタール人を滅ぼしたホモサピエンス。
    未来に、人類を滅ぼす種はAIなのか?

    未来、AIは進化し擬人となった...そしてUSロサンゼルスに核爆弾を落とした。
    USはAIを禁止。しかしニューアジアはAIを創造しつづけた。
    US人間のニューアジアAI擬人殲滅作戦が始まる。

    ニューアジアの基地に出てくる案内は日本語がメインになっている。
    ニューアジアの知恵は日本になっていることに嬉しさの反面、USの敵は日本起源になっているのは核の歴史からなのか?

    最後に起きる幸せ。
    そして、最後の笑みは何を意味するのか?

    面白かったです。

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