暮らしの図鑑 フィンランド時間 季節の北欧生活44×基礎知識×実践アイデア [Kindle]
- 翔泳社 (2024年2月13日発売)


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感想・レビュー・書評
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北欧の豊かな国、ムーミンの暮らす国、フィンランドのお話。
前半はふんだんな写真をおりまぜ、自然、食を語る。
後半になると、国民の豊かさを制度面から教えてくれる。
首相も各党の党首もすべて女性という。
そう、暮らしは女性だよな。差別ではなく。
いや、男だって生活に根付いた考えを持つ人はいるだろうけど、
どうしたって女性の方がわかっている。
それなのに日本の党首選は自民も立憲も大半が男。
フィンランドは成人するまでは「ベーシックサービス」を実現している。
供給側がどういう工夫をして、高品質を保つのかはわからなかったけど、
国民は豊かなようだ。
おそらく高福祉高負担なのだろうけど。
日本は税社会保障で5割とられているのだから、もはや中負担ではない。
低福祉高負担、になりつつある。
老人の医療保険だけは高福祉だとは思うが、、、
フィンランド、寒そうだけど、地球温暖化の昨今、いいかも。
1 フィンランドの心地よい時間と季節の暮らし
(1年の時間;1日の時間)
2 知っておくと楽しいフィンランドの基礎知識
(豊かな自然と充実の福祉・教育制度を持つ「世界でいちばん幸福な国」;
スウェーデンやロシアによる長い統治時代を経て1917年に独立;
悪い天気なんてものはない、あるのは悪い服装だけだ;
古の人々が魔法の力を感じたという白夜。堪能するならサマーコテージで ほか)
3 フィンランドの暮らし方 実践編
(足りないくらいがちょうどいい;
スーパーはもちろんガスや水道がなくても不便さがいちばんの贅沢;
家具も洋服も古いものを修理しながら大事に使う;
自分は自分。人と比べても仕方ない ほか)詳細をみるコメント0件をすべて表示