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本 ・電子書籍 (237ページ)
感想・レビュー・書評
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死について見つめたエッセイをまとめた一冊。
なのだけれども、後書きを読むと自らの死も見つめた上での言葉だったと気づく。
自分は最期に「ああ、楽しかった」といえるだろうか。
まるで自信がない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の訃報に接して驚いて本を探した。これまで海外からの遺体搬送の仕事、大地震で被害を受けた製紙会社の奮闘など素晴らしいルポルタージュを書かれてきた方で、本当に惜しいと思ったのだ。
この本はエッセイではあるが、本人の生死を巡る思いそのものをルポルタージュしたような内容のものも多い。
重く、したたかに、忖度せず、堂々と取材対象に向き合った佐々さんに敬意と哀悼を評したい。ありがとう、そしてもっと読みたかったです。 -
佐々さんの最後の本になってしまって、とても寂しい。グリオーマを診断された後、平均余命14ヶ月と伝えられ「私には時間がない」と書く佐々さんの強さを感じた。
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生きるということをどう彩ることができるのか。やり残したこと、これからやること。
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今迄に読んだ佐々涼子さんの作品を思い出しながら読みました。私も何かしたいです。
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佐々さんの感性とワードチョイスが素敵。みんなが見落としがちな日常の中に隠れてる大切なこととかをちゃんと拾ってそれを面白く言語化している。これまでの人生が過酷だったからかすごく人としての強さを感じる。
著者プロフィール
佐々涼子の作品





