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Amazon.co.jp ・電子書籍 (260ページ)
感想・レビュー・書評
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ジィンスゥ・ヤの人達も耳が長く優れた聴力を持つ余所者でしたが、今回は亜人冒険者が登場
彼らを助けた事から、この地の差別問題の根の深さに巻き込まれるシアーシャとジグ
巻末の番外編は、ジグが傭兵の道へ入ることになった幼少期のお話でした
硬質で静かな炎のような小説世界が魅力的な作品でしたが、ギルドの女の子二人とシアーシャがアニメ向けキャラ化してきたのが残念です
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傭兵と魔女は人種問題に遭遇す
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表紙はギルドの受付娘コンビ。意外である。
ジグはいつ表紙を飾るのか。いいけど。
なお、挿絵のべんち氏は構図にこだわりがあっておもしろい。
さて、順調に刊行を重ねる今作。
人間と亜人。差別から怒涛のお薬編の開幕である(Web既読済)。
とはいえ、今巻は序章。まだ穏やかである。(穏やかとはいっていない
それぞれキャラの導線が敷かれ、次巻も期待。 -
前半は傭兵側の魔獣討伐。敵は打撃が効かない魔獣なので、打撃しかない傭兵と相性悪い。それをどう攻略するかという観点でのバトルは、悪くなかった。
後半では魔女側の活躍が描かれたんだが、この魔女、サイコパス味が強くて好きになれない。一応、特殊な出自によって、思考や行動原理は説明されているんだけど、だからといって共感から遠い行動をされると、ついて行くのが難しい。
敵が強力だったり、倒されるに足る悪だったりしたら、物語にカタルシスもあるんだろうけど、敵役の人間は雑魚で小物だし、魔獣は魔女サイド上げにしか使われないしで、面白みが見つけづらくて厳しい。
というわけで、購入済みの3巻で読むのは打ち止めかな。話が大きくなりそうな伏線もあまりないし。
超法規的かえるの作品
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